2020年03月15日

早川ジオツアー 南アルプスの大地に迫る!のご報告

こんにちは!よっしーです。

今日のブログは、昨日、今日と開催された 「早川ジオツアー 南アルプスの大地に迫る!」のご報告です。
「大きな溝」フォッサマグナの西端の断層が走る早川町。 まずは地質や岩石から、そんな大地の動いた証拠を辿っていきました。

DSC_0987.JPG
▲断層露頭を見学後、河原に降りて石採集。雨が降っていましたが、皆さん熱心に観察されていました。

DSC_0989.JPG
▲気になる岩を砕き、断面の観察や鉱物を探します。
今回は特に黄鉄鉱がよく観察されました
かつては鉱山で栄えた早川町。こういった鉱物を採集していたのですね。

その後、ヘルシー美里に戻り割ってみたり、顕微鏡で見てみたりし持ち帰った石を分析しました。
DSC_1013.JPG
▲石英の中にある水晶や黄銅鉱、岩石の断面の雲母など顕微鏡でみると、より一層美しかったです。

翌日は、昔から早川町で生産されてきた、
雨畑真石硯の採掘鉱を、地元の方のご案内で見学してきました!
DSC_1036.JPG
▲雨畑硯の博物館「硯匠庵」の館長、天野元さんにご案内いただきました。
DSC_1040.JPG
▲坑道の中へ。暮らしの話から、硯の材質の話まで、色んなお話を聞かせていただきました。

DSC_1049.JPG
石の生い立ちから、地球の動きを感じ、
その大地の恵みから営まれてきた早川の文化にも迫った2日間でした。
posted by 生態邑スタッフ at 17:40| 山梨 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月13日

ヤマアカガエルのオタマジャクシ

こんにちは!
わくわくちゃんです。
3月とは思えない暖かい日が続きますね。
image1 (85).jpeg
ふきのとうもすっかり花が開きました。

以前の(2月13日)ブログでもご紹介していたヤマアカガエル。
http://salpsyacho.seesaa.net/article/473554651.html
E0907934-679B-4088-B8BB-BC16BFED6A20.jpeg
池に卵塊ができていました!
image3 (44).jpeg
光の反射で少し分かりづらいですが、卵が集まった塊が水の中に出来ています。

よーく見るとこんな感じ。光が当ると綺麗です!
透明な卵の中の黒い部分が、オタマジャクシになっていきます。
image2 (63).jpeg4

すでにオタマジャクシになっていたものも発見!
image5 (13).jpeg
すでに卵から出て、水の中で藻にくっつかるようにじーっとしています。
image4 (29).jpeg
まだこんな小ささ!
カエルの姿になるのが楽しみですね♪

またこれからは、6月にかけてアズマヒキガエル、モリアオガエルが池に産卵にやって来ます。
水辺に向かって移動する彼らを見かけたら、踏まないように気をつけてくださいね。
posted by 生態邑スタッフ at 10:39| 山梨 ☀| Comment(2) | ほかの生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月08日

シジュウカラが巣箱の内見にやってきました

こんにちは!
わくわくちゃんです。

先日ブログにアップした、エナガの巣作りが順調に進んでいます。
IMG_1658.JPG
雨にも風にも耐え、お皿形から球状の巣ができあがっていました!

こちらが前回2月24日の様子
IMG_1500.jpg
その時のブログはこちら↓
http://salpsyacho.seesaa.net/article/473728842.html

どうやらエナガのペアは、巣材を巣の中へと運んでいる様子。
もしかしたら産座となる羽根を集めているのかも?
完成も近づいてきているようです♪


また、小鳥用巣箱にもお客さんが!
image1 (84).jpeg
少し分かりづらいですが、巣の中にシジュウカラがやって来ました!
巣の中で移動してみたり、辺りを見回したり。
1分ほどで外へ出ていってしまいました。

おそらく巣作りの内見にきたご様子。
このようにしてあちこちの巣候補を見て回り、気に行った場所で巣作りを行います。
今年も使ってくれるかな?


先日スタッフのテツが、イワツバメを初認しました!
87877895_679558909481776_853898854892830720_n.jpg
今年も海を越えてやってきてくれました。
去年より8日早い初認となります。
暖冬の影響でしょうか?

さらにウグイスの初鳴きも聞こえてきましたよー
いよいよ野鳥たちの春の渡りが始まってきました。

日に日に春の便りが届くのが楽しみですね♪
posted by 生態邑スタッフ at 11:38| 山梨 | Comment(2) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月05日

アニマルウォッチングツアー

こんにちは!
わくわくちゃんです。
先日アニマルウォッチングツアーが開催されました。
83E0568D-CADE-4D5B-B67C-484221B4FBCB.jpeg
野生動物が生活している森の中へと入っていき、
足跡や食べ跡、フンなどの痕跡をみんなで読み解きながら
生き物に出会いに行きます。

1泊2日でいったいどんな発見があったのか、ちょっとだけご紹介。

まずは生き物の痕跡観察。
FC270588-6471-46D9-B7B3-336BC117CC3A.jpeg
ここだけへこんでいるのはなぜ?
周りを良く観察し、サイズを測ったり、落ちている毛を観察したり。
この場所にはどうやらニホンジカが座っていたよう。
見晴らしかいいので、周りを注意しながら休憩するのに良い場所の様です。

歩いていると、林の中を走っている生き物を発見!
ニホンリスです。(写真は以前お客様が撮影した物です)
よーくみると、口に何かを咥えています。
巣材を運ぶニホンリス(佐久間様提供).JPG
そのまま木の上へと上がっていきました。
見上げるとリスの巣があり、どうやら巣の材料になるスギの皮を運んでいた様子。
周辺の木をよく観察すると、皮を剥がした跡がいくつもありました!

「クゥ」という声と共に出会ったのは、ニホンザルの群れ。
C3C70B56-1D09-4A86-8505-3E8A98480F20.jpeg
木に登って枝の一部を選ぶようにして少しずつかじっています。
どうやら木の冬芽を食べている様子。
道にはフンや食べた跡がいくつもあり、帰る頃には「これはサルのフン!」と識別できるほどに。

暗くなり始め、今度は夜の生きものに出会いに行きます。
IMG_4369.JPG
姿を現す時間に合わせて、巣箱の近くでじっと待ちます。
だんだんと暗くなり、真っ暗になるころ
巣から顔を出したのは、空飛ぶ哺乳類ムササビです。
2015.10.08ムササビ01.JPG
今回の写真ではありませんが、こんな風に巣から顔を出し、辺りをきょろきょろと警戒。
親子のムササビが巣を登って滑空していく様子がみられました。

他にも、ナイトサファリではニホンジカやホンドテンとの出会いも!
IMG_4403.JPG

移動中。
あ!斜面になにかいる!!
92343538-6671-49E3-B7A4-C263B0A5E21E.jpeg
尾根の上に座っているカモシカを発見。
50063279-962F-486A-ADD6-8221ECEA3C9C.jpeg
こちらを気にしてはいますが、距離があるので逃げる様子はなく、じっくりと観察。
「カモシカって目にいぼの様な物が付いているんだね。」
「首を振ってる!」
「左を向いて、何みてるんだろう?」

様々な生き物に出会いながら、じっくり痕跡や行動を観察出来たツアーとなりました!
また一緒に観察に行きましょう♪
posted by 生態邑スタッフ at 18:16| 山梨 ☁| Comment(3) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月04日

森の中に黄色い水玉模様

こんにちは!
わくわくちゃんです。
ヘルシー美里・野鳥公園に、学生がインターンに来てくれています!
お越しになった方で、会われた方もいたのでは?
森で面白い発見をした様なのでご紹介!


みなさんこんにちは、インターンでお世話になっている愛瀬詩乃です!
私は今、東京の専門学校で野生動物について学んでいます。
IMG_1529.JPG

私の好きな生き物は虫です!
特に蛾と蝶が好きなので、山にはいると動物そっちのけで虫探しなんてことは日常茶飯事。

ですが・・・、この時期虫よりも目に付くのはなんと言っても花粉です。
細かすぎて見えないので私たちが避けられるはずもなく、アレルギー症状が出る人が沢山います。
私もその一人です。でも、目がかゆくてくしゃみと鼻水が止まらないなんて言ってられません…

森を歩くと、そんな細かい花粉を目にすることがあります。
これはスギではないですが・・・
IMG_1649.JPG
葉っぱ一部が黄色くなっていています。これはハンノキの花粉です。
道のあちこちに落ちていると、水玉模様みたいになっていてかわいいんですよ。
この粉で絵が描ける!なんて遊んだこともあります。

IMG_1650.JPG
花粉の周りを見てみるとこんなものが落ちていました! 
これがハンノキの雄花、花粉がでる源なんですね。
雄花から出た花粉が風で飛ばされ、雌花に受粉する仕組みになっています。

受粉のために花粉は風にのって移動します。
私たちにとってやっかいではありますが、そう考えると植物も頑張っているんだと思えませんか?

負けていられないですね!

これから春に向けて暖かくなり新しいスタートを迎えるためにも
花粉や風邪に負けないよう万全な体制で張り切っていきましょう!
posted by 生態邑スタッフ at 14:55| 山梨 ☁| Comment(2) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月28日

3月4日からナイトサファリプラン始まります!

こんにちは、よっしーです。

早いもので2月も終わりですね。
連日暖かい日が続き、野鳥公園ではカエルの産卵やエナガの巣作りが見れたりと春を感じます。

さて、ヘルシー美里では3月4日から夜の観察会。ナイトサファリプラン始まります。
2019_w12.jpg

野生動物に出会うために、夜の早川町へ出発!
ライトを使って、車の中から野生動物を探します。
P1010716-thumbnail2.jpg

動物をみつけたら、何をしていたのか?何故そこにいたのか?などをガイドが解説。
生きものたちの気持ちを想像しながら探すと、より多くの動物たちに出会えるようになりますよ!
夜のシカ.jpg
どんな動物たちとの出会いが待っているでしょうか?

詳しくはこちらをクリック
電話でもご予約・ご質問を受け付けております。пF0556-48-2621

ぜひ、私たちと一緒に夜の早川町へ出かけましょう!


2020年02月27日

野鳥調査報告2月

こんにちは、テツです。

2月期の野鳥調査のご報告です。
まだ寒さが残っていますが、留鳥たちは繁殖が始まっていましたよ!

野鳥公園では、先のブログでわくわくちゃんが報告している通りエナガの巣作りが始まっていました。
つがいでせっせと巣材を運んでいる様子が観察できます。
他にもシジュウカラの巣材運びも確認しました。ヤマガラは求愛していましたよ!
しかし、カラ類混群はまだまだ見られています。
その他、ゴジュウカラ、カヤクグリ、ジョウビタキ、カシラダカなど。

P3010564.JPG
(巣作り中のエナガAegithalos caudatus 巣から尾が見えています)


河原では、工事車両の数が多かったためか鳥の数、個体数共に少なめでした。
カワガラスの確認数が減っていましたので、こちらはきっと子育てが本格化しているのでしょう。
ただ、雪解けで水量が減った早川本流ではカワアイサを確認しました。
他、セキレイ類、ジョウビタキ、カワラヒワ、ミソサザイなど

P2270548.JPG
(イモムシを捕まえたジョウビタキ♂Phoenicurus auroreus)


林道でも、野鳥公園同様カラ類のさえずりが響いていました。
こちらでも繁殖が始まっているのでしょう。
しかし、まだ冬らしいルリビタキやジョウビタキ、ゴジュウカラ、シロハラなどは残っています。
また、調査中に山腹を飛ぶクマタカを確認!カラスに追われながらあっという間に山の上に消えていきました。
他、キクイタダキ、ヒガラ、コガラ、ヤマドリなど。

P2270545.JPG
(クマタカ♂Nisaetus nipalensis)


畑では、まだジョウビタキのなわばり宣言がよく響いています。
ホオジロとカシラダカの混群も確認しました。
モズはなわばりに変化が出てきたようです。いよいよ繁殖に入るのでしょう。
他、ツグミ、マヒワ、カヤクグリなど

P2270502.JPG
(ヒノキの実を食べるマヒワCarduelis spinus)


留鳥たちの繁殖が始まり、春が近づいているなぁとしみじみ感じました。
冬鳥たちはこれから海を渡って繁殖地に帰っていくでしょう。
また来年に会えるのを楽しみにしてるよー

今回、確認した種
カワアイサ、キジバト、イカルチドリ、トビ、クマタカ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ヤマドリ
posted by 生態邑スタッフ at 23:48| 山梨 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

エナガの巣作り始まりました

こんにちは!わくわくちゃんです。
今日は一日中暖かく、シジュウカラやヒガラが頻繁に囀っていました!

巣から顔を出したムササビも、眠たそうな様子。
IMG_1442.JPG

「ジュル、ジュル」という声を出しながらエナガが移動してきました。
IMG_1513.JPG
どうやら2個体で動いるようす。
オスとメスのペアです。

どこに行くのかを目で追っていると・・・
IMG_1500.jpg
木の股の部分に巣を作っていました!
まだお椀のような形。完成すると球状の巣になります。
どうやら作り途中のようです。

少しすると巣から飛び立ち、
巣材(巣の材料)の地衣類のウメキゴケを集めはじめました。
IMG_1494.JPG
エナガは、巣を作る木に生えている苔と同じ種類の苔を巣材として使うことで、
巣をカモフラージュさせています。

また、苔の他にも蜘蛛の巣を使って、苔や枝などを接着して巣を作っていきます。

巣材が集まると、また巣へと戻り
小さなくちばしを使って、巣にくっつけます。
IMG_1505.JPG
付け終わるとまたすぐに飛び立ち、次の巣材を集めに行きます。
日中の間、行ったり来たりを繰り返していました。

巣作りがうまくいけば、ヒナの誕生はおおよそ2ヶ月後。
天敵やカラスなどに見つからないように
遠くからそっと見守っていきたいですね。
posted by 生態邑スタッフ at 15:46| 山梨 | Comment(4) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

コテージの森でリスが・・・

こんにちは!はぎさんです。
今日は暖かい陽気につつまれています。
さて、題名の通りヘルシー美里のコテージへ掃除に向かうと・・・

地面に動く影が!!私が研究している二ホンリス。
みなさん、どこにいるかわかりますでしょうか?
IMG_0954.jpeg
正解はこちら。
a.jpg
倒木の上にちょこんと座り、クルミの実を食べていました。
rusi.jpg
リスは硬いクルミを継ぎ目に沿って2つに割り中身のナッツを食べます。
ku.jpg
実際にリスが割ったクルミです。
kueu-thumbnail2.png
どのくらい時間をかけてクルミを割るかというと、
大体、7分から15分ほどで硬いクルミを2つに割ります。
けっこう苦労して食べているんですね。

リスがクルミを食べている動画は下のURLで見られます。
ぜひ見てください♪
フェイスブックhttps://www.facebook.com/herusiimisato/
インスタ

https://www.instagram.com/p/B83b0Iup4g4/?igshid=1vilv6z2n9pea

posted by 生態邑スタッフ at 20:43| 山梨 ☔| Comment(2) | けもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月20日

早川ファミリーキャンプ「森からメープルシロップを採集しよう!」

こんにちは!はぎさんです。
先日、早川ファミリーキャンプ
「森からメープルシロップを採集しよう!」が開催されました♪

1年の中で2週間しか採集できない貴重な森の恵みを取りに行きました!
お!さっそくイタヤカエデの樹をみつけ、穴をあけます。
なるべく樹の負担にならないよう、大きな木に1つだけ穴を開けます。
a.jpg
すると、ドリルで開けた穴からぽたぽたと透明な樹液が出てきました。
IMG_4143.JPG
みんなで舐めます。甘いかな?

次の朝、様子をみてみると・・・
IMG_4156.JPG
容器の中に樹液がたまっていました!
IMG_4160.JPG
持ち帰って鍋に移し火にかけます。
採取した樹液は糖度1%ですが、20%になるまで煮詰めます!!
P2170793.JPG
完成!!
樹液からメープルシロップがとれた量は1/60倍。
水分をとばして甘味濃度を増やすとちょびっとになりました。
とても貴重な森の恵みをみんなで少しずつわけました。

お土産のメープルシロップを食べるとき、
イタヤカエデを探したり、樹に穴をあける瞬間や樹液が溜まっていた時の興奮を
少しでも思い出していただけると嬉しいです。

また、早川町でカエデの花や紅葉を見にいらしてください!お待ちしております。
posted by 生態邑スタッフ at 21:37| 山梨 ☁| Comment(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする