2020年05月11日

萌木色の中に翡翠

こんにちは!
わくわくちゃんです。

野鳥公園はすっかり新緑が見頃です。
D3A17D7B-7244-46AA-97C1-ADED6D86B709.jpeg
萌木色に染まったオシドリ池に、こんな野鳥がやって来ていました。
0113AD0D-E865-4F52-998D-7EEA44E2AD28.jpeg
お腹はオレンジ色、頭から背中にかけては水色の模様が入っています。
そして、くちばしの長さが特徴的。
カワセミです。

大きさはスズメより少し大きいくらい。
鮮やかな色合いから「渓流の宝石」とも呼ばれており、長いくちばしを使って、魚やトンボのヤゴなどを捕まえます。
F08B0D03-4E6D-4117-8F75-B157997D373D.jpeg
また、このくちばしの色でオスかメスかを見分けることもできます!

くちばしが黒色なのはオス。
下のくちばしだけが赤色なのがメスです。

この個体のくちばしは、上下とも赤ですね...。
E088BBDF-E3D4-47D0-AC6F-FE9B0E3023B9.jpeg
恐らくまだ若いメスの個体のよう。
器用にくちばしを使って、羽繕いをしていました。

野鳥公園を気に入って、またやってきてくれるといいですね!
posted by 生態邑スタッフ at 18:13| 山梨 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月10日

新型コロナウイルス感染症拡大防止による休業延長のお知らせ

 このたびの新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の拡大を受け、南アルプス生態邑(ヘルシー美里/南アルプス邑野鳥公園)は、4月15日〜5月10日の間、休業とさせていただいておりましたが、現在の日本の情勢を鑑み、また早川町には高齢者が多く、町内に病院もないという点から、早川町役場と協議の上、両施設ともに休業期間を5月22日まで延長することといたしました。また、今後の状況次第では、休業期間が変更となる可能性もございます。

休業期間   : 4月15日(水)〜5月10日(日)
休業延長期間 : 5月11日(月)〜5月22日(金)

ご利用を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございませんが、感染拡大防止のためとご理解いただけますと幸いです。

尚、ヘルシー美里にスタッフは勤務しておりますので、お問合せ等はヘルシー美里(TEL:0556-48-2621)までお願い致します。
今後の営業に関するお知らせや、早川町の自然情報は随時HPやブログ等でご案内させていただきます。
5月23日より営業再開できるよう準備をすすめると共に、1日も早い事態の収束と皆様のご健康をお祈りしております。
posted by 生態邑スタッフ at 14:01| 山梨 ☁| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月09日

他の木に頼ってます!

こんにちは!はぎさんです。
野鳥公園ではフジの花が咲きましたよ!
IMG_2236.JPG
遠くからみるとぶどうが実っているように見えますが、
近くへ寄ってみると・・・
2.jpg
ちゃんと小さな花が密集して房状に垂れ下がっています。

さてこのフジですが、
他の木がいないと生きていけないのです。
3.jpg
なぜならこれは、つる植物といって
他の木を支えにして高いところまで生えて光の届く場所まで行きます!!
このフジはアカマツを頼りにしてますね。

沢山植物が一緒に暮らしている所では、圧倒的に背の高い木が有利!
しかし背の高い木になるにはたくさんの組織を作らなければならず、
かなりのコストが掛かってしまいます。

そこで、フジなどのつる植物は他の木を支えにすることで
コストを掛けることなく、光があたる高い場所に行けるのですね。
その手があったか!という感じです。
みなさんも是非、他の木に頼っているフジを観察してみてください♪
posted by 生態邑スタッフ at 17:01| 山梨 ☁| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月06日

歌の名手

こんにちは、テツです。

今日は朝から雷雨になったり、暑いぐらいの日差しがでたりと天気がコロコロ変わる変な1日でした。
どんよりと雲が立ち込める時間も長かったのですが、
そのおかげかクロツグミが日中でもよく鳴いていました!

P5041005.JPG

つがい相手が決まると日の出前や日没直後のまだ辺りが薄暗い時間にしか、さえずらなくなるクロツグミ。
今日は雲がかかり薄暗くなっていたので、その時間と間違えたのでしょうか?
それとも最近やってきた、まだお相手が見つかっていない個体なのでしょうか?

その答えを知るには、クロツグミの歌に秘密があります。
クロツグミの歌は、2つの節から成ります。
「キョロン」や「キョコキョコ」などの笛のような声を「主旋律」、
「ジー」や「ツリリリ」のような地味な声を「つぶやき声」。
そして、主旋律から始まり、つぶやき声で終わる歌い方を「フルソング」と言います。
例でいうと「キョロンキョロン、ツリリリリ」と歌ったらフルソングです。
このクロツグミの歌う曲「フルソング」の回数や歌う場所などから、
既婚オスか独身オスかが分かるのです!


これらの条件から考えると今回の個体は・・・・・


独身オス!


梢付近でフルソングを毎回変えながら1分間に10回以上歌っていたためですね。
既婚オスだと、茂みにいるメスのそば鳴き、歌うテンポは1分間に10回以下で、つぶやき声を省略したり同じ曲を続けたりします。
きっとこの個体は必死にお相手を探していたのでしょう。

いずれにしろ様々なレパートリーを持ち、歌の名手とも呼ばれるクロツグミの歌がじっくり聴けて、得をした気分でした♪
※この個体の歌声はFacebookで視聴可能です https://www.facebook.com/herusiimisato/videos/1130183950707616/


さらにクロツグミは、これらの種類と組み合わせ、回数を分析すると個体が識別できるのです!
歌声で誰かが分かるなんて素敵な話ですよね。
こんな鳥の歌の秘密が分かる本もあります。

20200506_163320.jpg
「歌う鳥のキモチ 著者:石塚徹氏 出版:山と渓谷社」

良かったら本を読みながら、鳥の歌に耳を見ませてみてください。
野鳥公園の森の音も、ご自宅にいながら聞けますので是非!
https://www.forestnotes.jp/
「Forest Notes」
posted by 生態邑スタッフ at 17:25| 山梨 ☔| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月05日

毒蛇危機一髪

こんにちは、ナベシです。
本日はこんな動物と出会いました。

夕方ごろ、ヘルシー美里の裏側で作業をしていたときのこと。
ふと地面を見下ろすと、茶色っぽいロープのようなものが落ちていました。
20200505_食堂裏2.jpg
いや、よく見るとロープじゃないぞ・・・。
20200505_食堂裏(編集).jpg
マムシだ!可愛い・・・(感じ方には個人差があります)。

正式にはニホンマムシといいます。日本では馴染み深い、よく知られている毒蛇です。
毒蛇というと怖いイメージがありますが、こちらからちょっかいを出さなければ、咬まれることはまずありません。危険を感じると、しっぽを震わせて「カラカラ」と音を立てることもあります。

今回は日当たりのいいところで日光浴をしていたみたいでした。
このように目立つところにいれば、踏んだりしないように気を付けることができますが・・・
DSCF7463.JPG
この写真のように、落ち葉や茂みの中でじっとしていると、なかなか気付けません。
暖かくなり、草木が生い茂る季節となりました。田んぼの近くや山の中を歩く際は、くれぐれもお気を付けくださいね。
posted by 生態邑スタッフ at 18:20| 山梨 ☁| Comment(0) | ほかの生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月03日

エナガの幼鳥

こんにちは!
わくわくちゃんです。

樹上で「ジュルッ、ジュルッ」と複数の鳥の声。
なんだ?と見上げると。
8B58E9A4-A787-4A38-9E54-013A8247B635.jpeg
エナガの群れがやってきていました!
よーく見ると、ふつうのエナガに比べて顔がかなり黒い。
目の周りもかなり赤く、羽もふわふわしている...。
幼鳥の群れだ!
全部で10羽ほどのエナガが鳴きながら移動していました。

さらに観察していると、
C0844E04-E279-4D45-8F79-02EEA89D8B0A.jpeg
幼鳥が鳴き始めると、成鳥のエナガが幼虫を運んできました!
おそらく、親へと食べ物ををねだっていたようです。

エナガは巣立ち後、約1か月間は家族の群れを作って生活をします。
その後は親から離れ、幼鳥だけの群れで活動するようになります。

親離れできるよう、頑張れ!


ちなみに、以前ブログで紹介した巣は、どうやら使わなかったようす。
エナガの巣作りのブログはこちら↓
http://salpsyacho.seesaa.net/article/473728842.html
どこか別の場所で子育てしたのでしょうか?それとも別個体?
無事にどこかで子育てが成功していると良いですね♪
posted by 生態邑スタッフ at 18:44| 山梨 | Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月29日

ムササビが眠そうに顔を出しました

こんにちは!
わくわくちゃんです。
暖かい陽気のなか、ムササビが巣から顔を出しました!
IMG_2068.jpeg
目がとろんとしていて、なんだか眠たそう。
それでもしっかりこっちを向いて私たちを気にしていますね。
ムササビは夜行性のため、基本日中は巣の中で眠っています。
日中に顔を出すことは少ないので、なんだか嬉しい気持ちに♪

これから暖かくなってくると、巣の中が暑いのか日中でも巣から顔を出すことがよく見られるようになります。
どんな姿が見られるのか、お楽しみに♪


また、早川エコファーム(おばあちゃんたちの店)で通販が始まりました!
早川町の春の山菜をお届けしています。
f157b277999d29c21357e1981f6d7fd1.jpg
それに合わせて、同ページにて「南アルプス邑野鳥公園のクリアファイル」も一緒に販売することになりました!
野鳥公園で出会える森の生き物達が、ガイドスタッフの手によってグッズになっています♪
是非チェックしてみてください。
unnamed.jpg

早川エコファームの通販HPはこちら!↓
https://ecofarm.base.shop/2

入荷状況によって、更新されていきますので
山菜の採れるこの時期、ぜひこまめにチェックするのがオススメですよ!
posted by 生態邑スタッフ at 17:21| 山梨 ☀| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

糞の中で輝く宝石


おはようございます、ナベシです。
本日は僕が筆を執らせていただきます。


今朝の野鳥公園の様子です。
DSCN3610.JPG
ふと地面を見下ろすと・・・
DSCN3611.JPG
ひゃあ!シカのウンチでいっぱい!
夜の間に、ここで草を食べたりウンチをしたのでしょうか。
しばらくシカのウンチを眺めていると、何やらキラキラと光るものが動いています。
DSCN3602.JPG
センチコガネという昆虫です。動物のウンチや死骸を食べるお掃除屋さん。
今日は幼虫の食料となるシカのウンチを1粒持って、ずるずる後ろへと引きずりながら巣へと運んでいます。
DSCN3606 - コピー.JPG
ウンチのある場所からから50pほど離れた場所に巣がありました。
DSCN3607 - コピー.JPG
少しだけ掘ってみると・・・
DSCN3609.JPG
複数のウンチと成虫が見えますね。 ※この後ちゃんと元に埋め戻しておきました。

ウンチは汚いイメージがありますが、そんなウンチを利用していきる綺麗な虫の紹介でした。
posted by 生態邑スタッフ at 09:53| 山梨 | Comment(2) | むし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月25日

テレビ放送のご案内

こんにちは、テツです。

今日はテレビ放送のご案内です。
昨年の5月に撮影放映された、野鳥公園でのバードウォッチング特集が再放送されます!

放送は山梨県限定になっていますが、
たくさんの野鳥の歌声が放送されますので、
是非、鳥の声に癒されてください♪
自宅にいながらバードウォッチング気分が味わえますよー!


以下、詳細です。
山梨放送「山梨ライブ ててて!TV」毎週月〜金 15:50〜16:50
放送日 4月27日(月)15:50〜16:50の間のどこか!
https://www.ybs.jp/tetete/


posted by 生態邑スタッフ at 14:29| 山梨 | Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

イカリソウ

こんにちは、芥川です。
今回から野鳥公園の植物相調査と開花フェノロジー調査を始めました。
要は植物のリスト作りと、花や果実のつく期間を記録しようというものです。
北海道の植物しかわかりませんが、ぼちぼち自分も覚えながらやっていきます。

そこで、植えられたものかもしれませんがイカリソウの花がありました。
DSCN9194.jpg

花が船の錨をさかさにしたような形です。
漢方では「淫羊藿(いんようかく)」といい、有名な強壮・強精の生薬です。
イカリソウの入った栄養ドリンクや薬用酒がたくさんありますよ。

四方に伸びた細長い花弁の一部は「距(きょ)」といってスミレやランの仲間
でも知られているものです。先の閉じた管のようになっていて、たいてい先端に
蜜が入っています。
DSCN91941.jpg

拡大しましたが先端の蜜がおわかりでしょうか。
虫がこの花に来たとき、長いストロー状の口をもったものはなんとか
この蜜を吸おうとして体を潜り込ませます。そのとき受粉が行われるわけですね。
こぼれた種で周りにも増えてきたようです。今後ともこの花を楽しみにしたいと思います。
posted by 生態邑スタッフ at 16:06| 山梨 ☁| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする