2009年02月14日

ウッティな木曜日

2月11日に、テレビ山梨の番組「ウッティな木曜日」の取材がありました。冬の楽しみを早川で探すというテーマで、野鳥公園のガイド「早川なび」の体験を取材していただきました。「早川なび」は、お客様の希望される時間や内容に応じて行なうガイドです。今回、ガイドを受けていただいた方は、日本を代表する競泳選手の萩原智子さんとテレビ山梨のアナウンサー五藤めぐみさんのお二人。ご希望のガイドは、動物の暮らす森(シカを見たい!)でしたので、観察路の無い、動物だけが暮らす森をご案内しました。
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川の奥には動物達の森

足跡から行動や心境?を推測したり、獣道を歩きながら様々なフィールドサイン(痕跡)を発見して、シカの森の中での暮らしぶりを知っていただきました。動物の暮らす森に入るということは、同じ空間を共有し、動物を理解することへの第一歩だと考えています。

撮影中は、明るいお二人のおかげで、笑いの絶えないガイドを行なえました。
ガイドの私が笑いすぎたかもしれません!

放映は、テレビ山梨 2月19日(木)18:55〜19:54
お楽しみ下さい!!
P1010145.JPG
記念撮影

by フィーヨー
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2009年02月15日

☆ヤマセミ飛来☆

昨日、オシドリ池にヤマセミが飛来しました!!
写真撮影はできなかったのですが、オシドリ池への今年初飛来なので、ご報告まで!

先日も書きましたが今年はとても暖かい日が続いております。
特に昨日は野鳥公園でも日中の気温が20度を越し、この季節としては異例の暖かさでした。
例年はまだまだ凍りに閉ざされているオシドリ池も、この一週間はほとんど凍ることがありません。
冬の間も、早川本流では姿を観察していたヤマセミ。池の氷が解けたのを早速察知して、池に飛来したようです。

昨日来たのはオスの個体。
朝8時半頃に私どもスタッフが野鳥公園に着くと、すでにオシドリ池におりました。
その時はすぐに飛び去ってしまったのですが・・・
午後3時20分頃に再び飛来!直後に魚をゲット!!
お腹もいっぱいになったためか、その後約30分ほど木の上でゆっくり休憩していきました。

ちょうどヤマセミを目的で着てくださったお客様がおり、写真もゆっくり撮影することができた様子です。
今年は例年より早く、ヤマセミが池に飛来する季節がやってきたようです。
(まだしばらくは気温が冷え込むと池が凍ります。池が凍ってしまうと魚が捕れずヤマセミも飛来しません。特に甲府の最低気温が氷点下の場合は全面結氷することがあるので、ご注意ください。)

(by masa)

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2009年02月27日

2月の鳥類調査♪

毎月行なっている鳥類調査、2月ももちろん行ないました!
今日はそのときのご報告を。。

この調査も今年で2年度目なので、どこでどんな鳥に出会えるか、だいぶ見当がつくようになりましたが、それでも毎回違う出会いが待っているのでとても楽しみです。

今の季節は鳥達の大きな移動はないので、今シーズン初めての鳥などはほとんどありませんでしたが、それでも種類によって数の変化があり、今まであまり確認できなかったマヒワやウソをあちらこちらで見ることができました。

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《マヒワ♀(左)と♂(右)》
日本には冬鳥として飛来します。ハンノキの実やスギの実が大好物のようで、写真の個体もスギの実を食べています。

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《ウソ♂》
太くて短いくちばしで、木の実や冬芽などを食べていました。わりと警戒心の薄いとりで、じっとしていると目の前で観察していても逃げません。

どちらの種類も今まであまり撮影する機会がなかったので、嬉しい出会いとなりました。

今回は、いままでベニマシコやミヤマホオジロがよく観察できていた場所には確認できず、他の場所で姿を確認できました。エサが無くなって場所を移動したのかもしれません。

その代わりに、カラの仲間やエナガの混群など、留鳥をじっくり見ることができました。
特に印象的だったのが、大原野の集落の近くで出会った30〜40羽のヒガラの群れ!
あんなにもたくさんのヒガラは見たことも聞いたこともありませんでした。思わず見とれてしまい、写真には撮りませんでしたが・・・(泣)
どなたか、同じような経験のある方はぜひ教えてください!

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《ミソサザイ》
日本で一番小さな鳥のひとつ。
小さな体とは似つかないくらい大きな、そしてとても複雑なさえずりを持っています。

個人的にはミソサザイを近くで撮影することができたのも、とても嬉しかったことのひとつ。
そういえば、最近暖かい日には彼らのさえずりが聞こえるようになって来ました。

調査中はあいにくの天気だったのですが、畑の中を歩いているとこんなシーンも・・・

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《ホオジロ♂(上)と♀(右下)》
ほころび始めたウメの木にホオジロがつがいでとまっていました。
彼らももうそろそろ子育ての準備を始めるのでしょうか?

畑のわきの水溜りには、ヤマアカガエルのオタマジャクシが元気に泳いでました。
そういえば、今回の調査ではルリビタキやカヤクグリといった漂鳥の鳥達にあまり出会えませんでした。
野鳥公園周辺では、毎年2月下旬から3月上旬にはほとんど姿が見ることができなくなる彼ら。
もうすでに少しずつ春に向けての活動が始まっているように思えた、今回の調査でした。

(by masa)
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2009年03月14日

ヤマセミつがいで・・・!!

今日は朝から雨ですが、そんなこともお構いなしでヤマセミが池に飛来しています。

お客様によく「雨の日はヤマセミはダメですよね!」と聞かれるのですが、実際には雨の日のほうが日中にヤマセミが飛来することが多いくらいです。
特に川が濁るくらい雨が降ると、池の方が魚を狙いやすいようで、そんな日は1日オシドリ池にいることもあります。

今日も昨日からの雨で川が濁ったせいか、朝からお昼頃までヤマセミが池にいました。
しかも今日はつがいで!!

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《ヤマセミ♀(左)と♂(右)》
胸のところの模様が黒一色なのがメス、オレンジ色が入るのがオスです。

普段は同じなわばりの中で生活していても仲良く並ぶ姿はあまり見せてくれない彼らですが、今日はご覧の通りの距離で仲良く並んでくれました。
いよいよヤマセミも繁殖期に入ってきているようです。
そろそろ求愛給餌(オスがメスにエサをプレゼントします)が始まる頃でしょうか??

今年は一体、どこで繁殖してくれるのか??とても気になるところなのですが・・・
実はこの冬、ヤマセミクラブの方々にもご協力いただいて、以前にヤマセミが使用した巣穴とその周辺を整備しました。

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《ヤマセミの使用した古巣》
上の写真が実際にヤマセミが以前使用した古巣です。
入り口は10数センチほどですが、深さは1メートルくらいあります。

実際にどこで営巣するかは鳥次第なのですが、先日もこの巣穴周辺にいるヤマセミの姿をスタッフが確認しているので、ぜひとも利用してもらいたいところです。

最初のヤマセミの写真は私が管理棟からデジタル一眼レフで撮影したもの(トリミングあり)ですが、他のスタッフは望遠鏡を使って携帯電話で撮影してました。
手軽に撮影できるので、皆様もよかったらチャレンジしてみてください。

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《ヤマセミメス 携帯電話にて撮影》


※ヤマセミは非常に警戒心の強い鳥です。ほんのささいなことでも巣を放棄してしまうことがあるので、営巣場所の周りでの観察や写真撮影などはご遠慮ください。

(by masa改め むらっち)
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2009年04月17日

速報!夏鳥来ました☆

このところ早川でも暖かい日々が続いています。
4月上旬から雨もなく乾燥した日々が続いていましたが、先日の雨が恵みの雨となり、野鳥公園周辺の山々も新緑のやわらかい緑色に包まれてきました。
この山々の新緑と合わせるように、いよいよ早川にも夏鳥が飛来しました!!

野鳥公園では例年ムシクイの仲間が一番最初に来ることが多いのですが、今年はまず最初にオオルリを15日に確認しました。
一日遅れて昨日、センダイムシクイとヤブサメが鳴きはじめています。

個人的に大好きなエゾムシクイもそろそろ鳴き始めると思うのですが、木々が葉を広げる前のこの季節は、ムシクイの仲間を観察しやすいときなので、観察したい方はこの季節がオススメです。

夏鳥情報と合わせて、うれしい情報をもうひとつ!
先日オシドリ池にヤマメを放流しましたが、昨日早速ヤマセミが池に飛来しました。
このところ早朝予約で観察棟に来ている方が少ないので、早朝はもっと飛来しているかも知れません。
ヤマメを放流した成果が早速出たようです。

(byむらっち)
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2009年04月26日

夏鳥情報・第2弾!

前回に引き続いて今回も夏鳥情報を!

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《オオルリ ♂》
私の今年初カット。。シャッターを押したところで飛んでしまい、ピントも合っておりませんが、今日のお昼に、管理棟のすぐ真上でしばらくさえずっていたときのものです。
ここのところ、管理棟の側でさえずる声を聞くことが多くなっている気がします!

昨日今日と春の嵐で肌寒い陽気ですが、今年は暖かい日が続いており、野鳥公園周辺の新緑の様子も例年よりも10日ほど早いように感じます。
暖かな陽気に誘われるように、夏鳥たちのさえずりが野鳥公園でも日に日に多くなっているようです。

先日、もうそろそろ来るはずと書いたエゾムシクイもあの後すぐにさえずりが聞こえ始め、センダイムシクイと競うように?さえずっています。
他の新顔としては、クロツグミのさえずりが聞こえ始めました。
また、町内ではサンショウクイなども飛来しています。

例年だと、そろそろキビタキの姿も見える頃です。
また、GWから2週間前後の期間は、例年早朝や夕方を中心に、オシドリ池周辺の木々で、カッコウの仲間のツツドリやジュウイチの姿が良く確認されています。
これからますます夏鳥が楽しみになりますね!

追伸:本日、野鳥公園にヤマセミが飛来しました。
前回から10日ほど空いておりますが、早朝や夕方など、確認していない時間も多いので、もしかするともっときているのかもしれません。
昨日の雨で朝から川が増水しているので、川で魚が捕りにくくなった影響もあるのでしょうか?
ヤマメも元気に飛び跳ねているので、今後のヤマセミの様子にも注意していきたいと思います!

(byむらっち)
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2009年04月30日

夏鳥情報・第3弾!

ゴールデンウィークに突入しましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

野鳥公園では続々と夏鳥がやって来ています。
今日はツツドリを確認しました。管理棟の近くで2〜3時間ほど鳴いていました。先日はジュウイチも確認されています。
また、エゾムシクイやセンダイムシクイの声を頻繁に確認しています。スタッフも姿を確認していますので、姿を見れる可能性が高いですよ。

さらに!今日はヤマセミもやってきました。
魚をとるのは失敗していましたが、オシドリ池にダイブしていました!観察していたお客様も撮影に成功したとのことで、喜んでいらっしゃいました。
ヤマメを放流して以来、飛来する頻度がよくなっているようです。

ゴールデンウィークは天気も良く、行楽日和が続きそうですね。
木々の若い芽がまぶしい中、夏鳥やヤマセミに会いに来ませんか?

(byやっしー)

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2009年05月06日

ヤマセミが来ました!

雨が続いていますが、こんな時よくやってくるのが、ヤマセミです。
今日、お昼ごろにオシドリ池にやってきました。
雨が降り、川が濁って採餌が難しいためか、天気の悪い日にオシドリ池に飛来することが多いです。
ポイントは早朝、日の暮れる前、雨の日、やはりこの三つが飛来することの多い条件ですね。

さらに今日は、ツツドリが姿を見せてくれました。
撮影に成功したお客様もいらっしゃいました。
私は残念ながらちょうど外出していて、見ることが出来ませんでした(涙)

そして、先日キビタキも野鳥公園周辺で確認しました!
徐々に面子が揃ってきましたね☆

雨上がりの晴れた朝が楽しみです。きっとみんな活発に動き出すことでしょう♪


(by やっしー)
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2009年05月07日

今日もヤマセミ〜♪

昨日に引き続き、本日もオシドリ池にヤマセミが飛来しました。
昨日も今日も早川は朝から雨続き、川も茶色く濁っておりますが、こんな天気の日はヤマセミ日和!ヤマセミ飛来の確立が、晴れている日に比べてぐっとあがります。

今朝は6時40分頃、早朝入園のお客様が観察されていたのですが、今日の個体も含めて、最近池に来るのはオスが多いようです。

朝は十数分程度の時間だったようですが、昨日は昼間にも飛来しているので、今日も再び来るのではないか??と、皆さん今も観察棟でヤマセミの飛来を楽しみに待っています!

ちなみに、観察棟は屋根が付いているので、雨の日でも濡れる心配なく観察ができます。
せっかくのお休みの日が雨で鳥を探しに行けない・・・
そんな時は、南アルプス邑野鳥公園にいらっしゃいませんか?

(byむらっち)
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2009年05月11日

愛鳥週間

こんにちは。
昨日から愛鳥週間がはじまりました。
愛鳥週間は、多くの野鳥が繁殖期に入っているため、
普段より気をつけて接して、
愛しましょうと言うことで、
この時期に設定されています。

初日の日曜日は、野鳥公園でもバードウォッチングを開催しました。
参加者は4名 みなさん町民の方でした。
ヘルシー美里に集合して、大塩の滝に向かいました。
この滝に向かう散策路では、オオルリやミソサザイがよく観察されています。
oosio.JPG
(大塩の滝)

さて、確認できた鳥は、イワツバメ、スズメ、キセキレイ、メジロ
ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、キビタキ、カワラヒワ、ジュウイチ、センダイムシクイ、トビでした。

kiibtaki1.jpg
(キビタキ)

お昼前だったこともあって、多くは声による確認でした。
散策中は野鳥以外にも植物観察なども行ないながら滝を目指しました。
さて、お目当てのオオルリとミソサザイは・・・・
残念ながら出会うことはできませんでした。

参加された方からは、「様々なことを教えていただくと、森の見方が変わりますね」などの意見が聞かれました。

野鳥のさえずりと呼ばれる、きれいな声は6月までは聞かれます。
毎日、野鳥公園で開催しているネイチャーガイドでは、この時期は野鳥観察がメインの内容になります。是非、ご参加ください。
ご希望によっては、大塩の滝コースにも行ことができます。

byフィーヨー
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2009年05月14日

シジュウカラ営巣開始!

こんばんは、やっしーです。
タイトルの通り、シジュウカラが野鳥公園観察室の前に設置した巣箱を使い、営巣を始めました。
しかし、みなさん、巣箱といってもただの巣箱ではありません・・
CCDカメラを取り付けた巣箱なのです!

kanri monitar.jpg
シジュウカラ♀

巣箱の下見にやってきた時の様子です。
およそ5分ぐらい念入りにチェックをしていました。
壁をつついたり、上(天井)をみてカメラ目線になったり、出たと思ったら、底までもチェックしていました。
気に入ったかな〜、気に入ってくれるといいなあ。。と思いながら仕事に戻り、30分ほどして見に行ってみると、中にはコケ!!やった!巣材を運び始めました!
5〜10分おきにやってきて、コケを敷き詰めていきました。夕方にはもうこんなに。↓

巣.jpg

順調に営巣が進めば、5〜7週間後の巣立ちまでの間、産卵、抱卵、ヒナの様子など繁殖の様子をじっくり見ることができます。今後どんなドラマを見せてくれるのか非常に楽しみです。みなさんも彼らの繁殖の様子を見に来ませんか?

(やっしー)


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2009年05月18日

シジュウカラ産卵

こんにちは。やっしーです。
先日に引き続き、巣箱を使い始めたシジュウカラの情報です。
なんと今朝、産卵しました!

朝4:38に巣箱に入り、くちばしや体を使い、巣を整えているような様子も見られ、15分後、尾羽を少し広げ、うずくまった格好になり、静止しました。

産卵.jpg

その後動き始め、体の下に、、卵発見!!

卵のコピー.jpg

そして獣毛で卵を覆い被せ、外へ出て行きました。

知識として卵を産むことは知っていますが、こう目の当たりにするとちょっと感動します。シジュウカラは1日に1個、卵を産み平均9〜10個産むと言われています。彼女は何個産むのでしょうか。いやあ、楽しみですね〜。
また変化があれば、お伝えしていこうと思っていますが、実際の巣箱とモニターを見ながら観察するのは非常に楽しいので、ぜひぜひ、野鳥公園までいらしてください〜。

やっしー
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2009年05月21日

4個目産卵ー☆

本日もシジュウカラのご報告を!

先日1個目を産卵したシジュウカラですが、その後も毎日1個ずつ順調に産卵を続け、今朝の産卵で合計4個になりました。
毎朝ほぼ同時刻、4時35分前後に飛来して卵を産んでいきます。
調べてみると今の季節はちょうどその時刻が山梨(甲府)の日の出時刻になっており、シジュウカラの飛来とほぼ重なっています。
南アルプスの山々に囲まれた早川では日の出時刻といっても太陽を見ることはできません。
シジュウカラの体内時計の正確さには、録画画像を見るたびに驚かされます!

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《今朝の産卵で4個になった卵》

抱卵をはじめるまで、産卵以外には巣に近づかないシジュウカラの親ですが、今日は頻繁に巣を出入りして巣の周りの安全を確認したり、産座の手入れをしていました。
さらに、午前中に数十分、卵を温めるしぐさもありました!

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《卵の上に座り込むメス》
卵を温めている間も、落ち着きなく周りを見回したり産座を手入れしたり、また、頻繁に巣の入り口に顔を出して周りを確認していました。

シジュウカラなどの多くの小鳥は、ヒナが同時に巣立ちできるよう、抱卵は全ての卵を産み終わってから行なうことが多いようです。
昨日までは昼間に親鳥の姿を見ることは無かったので、いよいよ抱卵に入るときが近づいているようです!

その年の一回目の子育てでは10個近くの卵を産むことが多いシジュウカラも、二回目は産卵数が少なくなることが多いようです。
この巣には、全部でいったい何個の卵を産むのでしょうか??

(byむらっち)
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2009年05月22日

もうすぐ夏鳥ツアー!

昨年に引き続きの開催となる「憧れの夏鳥たちに出逢う旅」まで、気がつけばあと一週間あまり。

今年も、私どもオススメのバードウォッチングスポットに皆様をお連れいたします。
今回は昨年ご参加いただいた皆様にもお楽しみいただけるよう、
前回とは別の場所へも行く予定です。
そのうちの一箇所に、先日の休暇に下見を兼ねて遊びに行ってきました!

目的の場所まで車で移動している間にも、素敵な展望が望めるポイントがいくつもあり、なかなか目的の場所までたどり着けません・・・。

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《幾重にも折り重なる南アルプスの山々》

さらに、ツアー目的の野鳥も豊富で、車中からも多くの野鳥を確認できました!
全ての鳥に足を止めていると目的地につくのがいつになるのか判らなくなりそうだったので、後ろ髪を引かれつつ車を進めていきます。

それでも誘惑に負けて?時々車を止めて観察&写真撮影を!
・・・何種類かの野鳥を撮影できましたが、そのうちの一種類がこの鳥。

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《アオバト》
途中で見かけるハトは全てアオバト!普段は警戒心が強いので、なかなかゆっくりとは観察できませんが、このときはゆっくりと姿を見せてくれました。鳴き声はあちらこちらから聞こえてきます。

他にもあんな鳥やこんな鳥・・・ 実際には当日のお楽しみにしておきたいのでココでは書くことはできませんが、多くの野鳥達に出逢えてとても楽しい時間がすごせました。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの・・・
気がつけば帰らなくてはいけない時間になっており、しぶしぶと帰路に着きました。。
きっと当日も、参加者の方々以上に私のテンションが上がってしまうんだろうなぁ〜〜 などと思いながら。。。
ご参加いただく皆様、実際の目的地も含めて、今から楽しみにしてください!!
(目的地は天候などの都合によって変更となることがあります)

当日はとても朝早くからの観察となりますが、早起きをして良かったと思えるような、充実したツアーにしていきます。
ご参加予定の皆様、楽しみのお待ちください。
ご予約されていない皆様も、予約にまだ空きがあります。
ご希望のお客様は、
南アルプス邑 野鳥公園 0556-48-2288まで
ご連絡ください。

追伸:
当日の予定を考えているとうれしい連絡が・・・!
町内の方から、今シーズン初めてアカショウビンの声を聞いたという連絡がありました!!
私どもスタッフもツアー当日が今から待ち遠しいです!!

【シジュウカラ日記】
産卵数が5個になりました。
何個産むのか楽しみです。

(byむらっち)
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2009年06月04日

憧れの夏鳥たちに出逢う旅のご報告♪

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《オオルリ♂》

今日は5月29日〜31日の2泊3日の日程で開催しました「憧れの夏鳥たちに出逢う旅」のご報告です。

昨年に引き続いて2回目の開催となるこのツアー。
直前の天気予報では三日間とも雨マークがついており、何よりも天気の状態だけが不安だったのですが・・・
実際には1日目のスタート時と2日目の早朝に雨がちらついた程度で、特に2日目、3日目には途中青空も見え、天気もおおむね良好!

1日目は午後からのスタート。
初日ということで、まずは宿泊場所のヘルシー美里から野鳥公園までを歩いて野鳥散策をしました。
そして野鳥公園では、このブログでもご紹介しているシジュウカラ巣箱を観察、録画をしておいた産卵する時の映像などを皆さん真剣な表情で見ておりました。
その後、おしどり池でオシドリを観察するなどして早めに宿へ。
夕食後に懇親会をかねてスライドショーを行なった後は、明日に備えて早々に解散です!

明けて2日目、このツアーの目的の一つでもあるアカショウビンを探しに行きます!
アカショウビンが盛んにさえずる早朝に現地へ行くために、集合は3:50。フクロウが鳴く中での出発です。
現地につくころにはだいぶ明るくなっており、早速アカショウビンを探しへ!
・・・と、すぐに対岸からアカショウビンの鳴き声が!!
皆さん息を呑んで声のする方角を見つめます!
この個体はすぐに鳴きやんでしまいましたが、幸先良いスタートです。。

クロツグミやオオルリなどの夏鳥の声を聞きながらアカショウビンを求めて移動をしていると、再び「キョロロロ・・」という鳴き声!
この日は3箇所でアカショウビンの声を確認でき、最後の3箇所目でアカショウビンやツツドリ、アオバトなどのさえずりやキツツキのドラミングを聞きながらの朝食は格別です♪

その後場所を変えて再び夏鳥ポイントへ。
時間的に野鳥の声もだいぶ落ち着いておりましたが、コルリやセンダイムシクイなどの声を楽しみ、また、間近でクマタカの帆翔も観察できました。
この日は哺乳類との遭遇も多く、カモシカやニホンジカ、早朝には下の写真の動物などにも出会えるラッキーな一日でした。

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《ムササビ》
木の洞から顔を出すムササビ。夜行性なので昼間は運がよくなければ出会えません。

最終日の3日目。このツアー、もう一つの大きな目的地へ!
前日同様に早朝出発し、途中、早朝の野鳥のコーラスを楽しみ車を進めていきます。
目的の場所に近づくにつれて野鳥の声も大きくなっていきましたが、何よりもこの日はオオルリ三昧!(上の写真参照)
目線でさえずるオオルリを心行くまで堪能していただきました。

また、標高が変わると鳥の種類も変化し、コマドリ、コルリ、ルリビタキなどの多くの野鳥を楽しみました!!
天気にも恵まれたおかげで景色も非常によく、カーブを曲がるごとに「素敵ねぇ〜」という声が聞こえておりました。
また、色々な山野草なども楽しんでいただけたようです。

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《景色と野鳥のさえずりを楽しみながら休憩》

それまで我慢をしていた天気も、観察終了と共に本降りの雨へ。
天気もこのツアー終了を待っていてくれたようです!

ヘルシー美里にて昼食を食べて解散となりましたが、皆様夏鳥を堪能していただけたようです。
ツアー終了後に、もうすでに次のツアーのご予約をしていただいた方もおりました。
私どもスタッフも、来年の夏鳥ツアーはどこに行くべきか?今から検討中です!
今年のツアーにご参加できなかった皆様も、来年はぜひともご参加ください!!

(byむらっち)
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2009年06月05日

【シジュウカラ日記】

こんにちは、やっしーです。
今日も、CCDカメラを設置した巣箱を使っているシジュウカラのご報告です。
なんと今朝、孵化していました!!

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《ヒナが2羽、大きく口を開けています》

卵は2個残っていて、今現在5羽のヒナが卵からかえりました。
小さくて可愛らしいヒナたちが元気よくエサを要求しています。
そんな要求に応え、親鳥はイモムシなどをを運んできて与えています。。
羽もなく、頭に少し綿羽が生えているだけの彼らは今後どうなっていくのでしょうか。
育雛期は3週間くらいと言われています。
巣立ちまでの間、親鳥がヒナのために頻繁にエサを運ぶ様子などが観察できます。
ブログでも報告していきますが、来園して実際に観ることをオススメします!
みなさま、ぜひぜひ野鳥公園までいらしてください〜

やっしー
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2009年06月06日

ヤマセミ情報

 昨日は1日雨でしたので、今日は出るかな?
と思いつつ出勤したところ、やはりいました。
 
 シジュウカラの親子の観察のため、早朝から出勤していた
やっしーに聞いたところ、1時間くらいずっといたようです。
 
 実は5月31日にもオシドリ池に来ていたのですが、
5分くらいで帰ってしまっていたので、残念に思っていました。

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「ヤマセミ」
 
 プロミナが出払っていたので、カメラ画像を撮影しました。
あまり良い画質ではないですね・・・。
 
 最近の常連とも言えるオシドリ君も優雅に池を泳いでいました。
昼は陸に上がってしまうのか姿が見えませんが、
朝はよく姿が見られます。

 話題は変わりますが、先日、仕事とは別で
休日に早川町の鳥調査に行って来ました。
そこで嬉しい出会いがあったのでご報告します。

09.06.06ten.jpg
「テン」

 夜に出会うことは割と多いのですが、
昼に出会えたのはラッキーでした。
 私は一眼デジカメなんて持っていないので、
この写真もコンパクトで撮ってます。テンまでの距離は数メートル。
 車にトテトテ近づいてきて、ものすごくかわいかったです。

 野鳥公園でも野鳥だけでなく様々な生きものが生活しています。
皆さんもぜひ遊びに来てください。

(byどん)

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2009年06月15日

ヤマセミ調査・第一回

昨日、ヤマセミクラブ会員さんのご協力をいただき、ヤマセミ調査の第一回目を行ないました。

今回の調査では、野鳥公園に飛来するヤマセミが普段どこで活動しているのか調べるために、ヤマセミの出現しそうな場所を重点的に定点で行ないました。
エリアとしては早川本流の野鳥公園つり橋から南を調査地とし、3箇所に分かれて調査を行ないます。

早朝から活動を始めるヤマセミにあわせて、調査も朝4時スタート!
それぞれの場所に分かれてヤマセミを待ちます。
また、それぞれの調査地に分かれての調査中、私は皆さんが受け持っている場所を巡回し、また調査地の間のヤマセミが出現しそうなポイントなどを車で確認しながら情報収集していきます。

調査中、ニホンジカが川の中を走っていく姿が観察できたり、遠くの山からアカショウビンの声が聞こえてきたりしましたが、ヤマセミの姿は確認できません。
定点での調査は10時で終了しましたが、この日はヤマセミの確認はありませんでした。

今回の調査の結果として、この日に調査した1.5キロをヤマセミが利用していなかったというデータを得ることができました。
オシドリ池に飛来するヤマセミがここ最近は本流の南側から飛来することが多いのですが、今回の結果から推測すると本流のさらに南方や、今回の調査外であった支流の奥で行動していることも考えられます。

ちょうど今の季節はヤマセミも繁殖の季節なので、行動圏も普段の季節とは変化している可能性も考えられます。
次回は7月4日に予定しておりますが、ヤマセミもこの頃には繁殖を終えて行動圏を広げていることが大いに考えられます。
今後はこの調査を定期的に行ない、また、地元の方からの情報収集を行なうことで、ヤマセミの行動圏とその変化を調べていきます!

(byむらっち)
posted by 生態邑スタッフ at 12:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

【シジュウカラ日記】

こんばんは、やっしーです。
今日も、CCDカメラを設置した巣箱を使っているシジュウカラのご報告です。
前回の報告から10日ほど経ち、ヒナの姿もずいぶん変化してきました。
綿羽が頭に少し生えているだけでしたが、翼も生え、尾羽も伸び始め、目も開き、ずいぶんとシジュウカラらしくなってきました。
時折、翼を羽ばたかせたり、羽づくろいもしています。
1.bmp
《黒くて丸いのがヒナの頭です》

しかし、全部でヒナは7羽でしたが、残念ながら1羽死んでしまったようです。1羽だけ体が小さく心配していたのですが、一昨日ぐらいから、6羽しか姿が確認できません。この残っている6羽をモニターから見守っていこうと思います。

それにしても、体が大きくなり、エサを求める姿に迫力を感じるようになりました。巣立ちまであと1〜2週間と思われます。みなさん、シジュウカラの営巣の様子を見にきませんか?

やっしー


posted by 生態邑スタッフ at 20:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

【シジュウカラ日記】

こんにちは、やっしーです。
CCDカメラを設置した巣箱を使っているシジュウカラのご報告です。
昨日の夜に大事件がおこりました!! 18日の19時半頃、巣箱のなかにゆっくり入っていくアオダイショウを見つけました。

アオダイショウ.jpg
《巣箱の中に入ってきたアオダイショウ》

その様子を見続けていると、アオダイショウはヒナをいきなり襲うことはせず、体を使ってヒナたちをおさえつけているように見えました。こういった場合、押さえつけられる前にヒナは一斉に逃げ出す、という例もあるのですが、このヒナたちは動きませんでした。アオダイショウはゆっくりと6羽のヒナ全てを食べていきました。

アオダイショウ食.jpg
《ヒナを食べるアオダイショウ》

巣空.jpg
《事件後の巣箱の中》

このようにヘビが営巣中のヒナを襲うというケースは全国的によく報告されていて、温度と臭気を察知して襲っているのではないか、と言われています。また、巣立ったとしても、ヒナの生き残る確立は10%程度と聞いています。

私はこのシジュウカラの親子を長時間観察し、時間を共有したことで、彼らの気持ちがわかったような時もあり、親近感をもって観察をしていたので、今回のことは、かなりショックでした。
しかし広い視野でみれば、このアオダイショウも生きていくために食べていかないといけない。これも生態系のなかで起こる現象の一端であり、こうして物質が循環していること。ヒナは食べられて、また違う形で命を繋いでいくのでしょう。こういうことがあって、自然は私たちの前に存在しているのですね。

親鳥.jpg
《親鳥》

残された親鳥は時折巣箱にエサをもってきています。残念ながら彼らの今回の繁殖は失敗に終わってしまいました。生物は、それぞれがそれぞれのドラマを持っています。今回はその一部を見ることができました。今後、彼らはどのような生活を営んでいくのでしょう。また野鳥公園の森で見つけたときにはご報告していきたいと思います。


やっしー
posted by 生態邑スタッフ at 21:35| Comment(11) | TrackBack(1) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする