2008年02月09日

逢えるかな?

先日のミヤマホオジロくん、あれ以来、メスは5羽ほど居ついたのですが、肝心のオスが一日だけで、その後姿を見せません・・・(汗)
今日またこれから雪が降るとのことなので、この雪に期待でしょうか?
・・・ちょっと、雪自体、お腹いっぱいという感じもしますが。。。

このところ、雪がだいぶ解けてきたと想うとまた次の雪が・・・
鳥達もだいぶエサに困ってきたのか、ひと雪ごとに少しずつ種類が増えているようです。

先日、白一色の野鳥公園で少しだけ地面が見えているところに、シロハラやジョウビタキ、ルリビタキが集まっていました。
その中に一羽、どうも見慣れない体型の鳥がいるな〜と想ったら・・・

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《トラツグミ》
日本で観ることの出来るツグミの中では一番からだが大きく、体型もずんぐりむっくりしています。体の模様も特徴的なトラ柄なので、ほかの鳥と見間違えることは少ない??
季節によって国内を移動して生活している鳥(漂鳥)なので、冬には都会でも会うことが出来るようです。
野鳥公園周辺では通年いますが、山が険しいので姿を見るのは至難の業???(汗)

夏になると声は毎年聞きますが、姿を見たのは久しぶり!
一枚写したら飛んでしまってそれきりですが、またそのうち出逢えるでしょう!?

っと、これを書いているうちに空から白いものが・・・・
明日の雪かきが大変そうですが、次はどんな出会いがあるのかな???

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《ミヤマホオジロ♂》
先日のミヤマくんをもう一枚!
明日また会えるかな??
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2008年02月11日

春の七雪

早川の昔の人は春に七回雪が降るといったそうです。
(確か「春の七雪」といっていた気がします)
今よりも雪の多かった時代は、春(たぶん立春?)を迎えてから7回雪が降ると本当に意味での「春」が来るという話を聞いたことがあります。
(うるおぼえです。間違っていたらゴメンなさい。)

・・・昔はそんなに雪が降っていたのかと人事のように想っていたのに、この勢いだと今年は本当に桜の季節を迎えるまでに7回くらい雪が降ってしまいそうです!

昨日の雪も結構積もりましたが、とてもサラサラで、日中気温が上がったこともあり、一日でだいぶ解けてしまいました。
それでも野鳥公園内は雪だらけですが・・・

雪にエサを隠されてしまった鳥達は今日もエサ台で賑やかです!
一羽一羽は小さいのに、鳥が集まるところだけ雪の解けるのが早いのには驚きます。

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《カヤクグリ》
ちょっと?ジミですが、これでも日本固有種!
最近ではだいぶ個体数が減ってきたのか、なかなか見るのが難しくなってきているようです。
といっても、早川では冬になれば結構簡単に見ることが出来ます。

ここ最近の雪で、エサ台にカヤクグリが姿を現すようになりました!
とっても気の強いこの子、最近着だしたばかりなのにエサ台の真ん中に陣取ってえさを食べています。さすが!(笑)

このところの寒さで、日陰のツララが成長中!!

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現在のところ約60センチ。
どこまで大きくなるのか?楽しみです!
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2008年02月21日

このところ・・・

2月上旬に降った雪もだいぶ解けてきました。
陽もだんだんと長くなり、昼間は寒さも緩み、だいぶ過ごしよくなっています。
ですが、結構風邪などもはやっているようで・・・・

そんなことを言っている私自身、このところ体調不良が続いており、やっと元気になったところです(汗)

ということで、このところ室内にこもりっぱなしで、外に出て鳥を観察した記憶がほとんどありません(汗)
もっぱらエサ台に集まる小鳥達を観察しておりました。
なので、当然のごとく???写真も写しておらず・・・・・

ということで、今日は先日の雪のときに写したものをいくつか!

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《ミヤマホオジロ♀》
黄色と黒がはっきりしているオスも良いですが、メスも良く見るととても上品な感じ・・・がするのは私だけでしょうか?


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《カシラダカ》
まるで雲の上にいるみたい??

それにしても、ミヤマホオジロにしてもカシラダカにしても、良くあの細い足で平気だなぁ〜〜って、おもいませんか???
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2008年02月25日

☆ひさしぶり☆

このところ大風が吹いたりして、とっても寒いですね!
体重に軽い小鳥達にとっては強風が一番大変ならしく、風の強い日はエサ台に来る鳥達も本当に大変そう、風がやんでいる隙間を縫って、いっせいにエサに群がっています!

エサ台が一番賑やかになるのは、やはり朝の9時半頃までですが、雪の降った頃から、その時間に少しだけカケスが顔を出すようになりました。

08.02.25kakesu01.jpg

《カケス》

なかなか警戒心が強く、来る回数もホントに少ないので、やっとのことで写真が撮れました!
(ガラス越しなので、ちょっとあまい感じの写真ですが・・・)

昨年は山にエサが少なかったらしく、ホントにたくさん、警戒心もほとんどない様子で来てくれていたのですが・・・・
山にエサがあるだけで、こんなにも来方が違うのですね〜!!


今年はまだまだ寒いですが、よく考えればあと一ヶ月くらいで、冬鳥も北の国へ帰っていく季節!
今のうちに冬鳥をもっと楽しんでおかなくては!!
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2008年03月06日

きびしいッ!!

昨年の暮れから水を抜いてあるオシドリ池ですが、先日やっと底にたまった泥をキレイにする作業が出来ました。
(今年は寒かったので、いつまでも地面が凍り付いておりできませんでした)

その仕事の関係で、野鳥公園の裏の山へ入ったときのこと、偶然足元に猛禽(もうきん:ワシやタカの仲間)の羽を見つけました!
早々拾えるものではないので喜んでその場を離れたのですが、ちょっと気になってその場に戻り周りをよく見回すと・・・・

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・・・おもったとおり、ハイタカの羽が大量に散乱してました。
(雪の上だったのと時間が経っていたので、よく分からないかもしれませんが)

羽がきれいに抜かれていて血痕がまったくないので、きっとハイタカを襲ったのはより大型のタカの仲間だとおもいます。
(ハイタカはハトよりも少し大きいくらい)
それにしても、普段は他の生き物の命を狩る事で生活しているタカでさえ、少しでも油断をすれば、他の生き物の餌になってしまうとは・・・・
本などではそういった記事を見ることがありますが、実際に目撃するとかなりショッキングですね!

普段、大空を自由に飛びまわる鳥達にあこがれたりもしますが、実際に自然界で生きることは想像以上にきびしそう・・・
私にはとっても無理そうですっ!!!
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2008年04月06日

花より・・・

野鳥公園周辺のサクラも、今日の暖かさで一気に五分咲きに!
今年はさらに、モモやスモモも一斉に咲き始め、公園周辺はとても賑やかです。

キレイに咲き乱れる花々も気のなるところですが、野鳥公園スタッフとしてはもっと気になるところが・・・


「せっかくなので花と一緒に小鳥を写したい!!」


ついつい仕事の合間に、事務所前のサクラの木に何か来てはいないか、気になって見に行ってしまいます(汗)

やはり一番花に来るのはメジロ君、もうすでにカップルになっているようで、他のつがいが来ると追いかけっこをしています。
他にも、ヤマガラやシジュウカラがエサ台に寄った帰りに立ち寄ったり、コゲラやウグイスも遊びに来ていました。
・・・残念ながら、見ていただけですが〜
気をつけてみていると、結構色々な鳥が遊びにやってくるものですね!

この子もそんな小鳥のひとつ・・・

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《エナガ》
桜の木で、何を考えていたのかな???
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2008年04月18日

募集中?!

昨日今日とあいにくのお天気ですが、新緑の季節を向かえ、天気の良い日には小鳥のさえずりをよく耳にします。
よく観察してみると、どの鳥もペアで行動をしています!

・・・ということで、先日、巣箱をいくつか掛けました。

毎回のことですが、実際に鳥が来てくれるまでは、巣箱を使ってくれるのかとても不安です。
いつも無駄な心配に終わってくれるのですが・・・

今回も、取り付けた直後から、エサ台に立ち寄った鳥達???がかわるがわる巣箱の点検をしているようでした。

次の日の朝には巣箱の上でさえずる小鳥の姿が・・・

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《シジュウカラ♂》
巣箱の上でさえずるシジュウカラのオス。シジュウカラは胸の黒いネクタイが太いほうがオス、細いのがメスです。


この巣箱はシジュウカラのペアの入居が決定?!
メスが巣箱の点検をしている中?、オスは巣箱の上でご近所さんへのあいさつでしょうか???
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2008年07月10日

季節はずれの??

九州などでは梅雨も明け、こちらもそろそろかと期待していたのですが、一向に梅雨明けする気配もなく、夏本番が待ちどおしいこの頃。
野鳥公園周辺では、あちらこちらで小鳥達が巣立ちを向かえ、親鳥達にエサをねだるほほえましい姿を見かけます。

先日もそんな小鳥達の姿を見ていたのですが、そのとき、普段この季節には聞くことのない鳥の鳴き声が・・・・
私の聞き間違えかな?と思っていたら、本当に目の前に!


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《ゴジュウカラ》
木の幹に頭を下にしてとまり、そのまままっすぐ下に幹を歩くことができてしまう!まるで忍者のような鳥。

野鳥公園周辺には例年秋から春先にかけてやってきます。
私の見た感じでは今年生まれの若い固体??っといった感じなので、ほかの鳥達と一緒に行動しているうちに、間違って山の上から降りてきてしまったのでしょうか???
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2008年07月21日

かくれんぼ!?

08.07kizi01.jpg

上の写真、何を写したのか分かりますか??


実はこの写真の中に、キジのオスがかくれてるんですが・・・
分かりますでしょうか?


先日の朝、管理棟の前を散歩中?のキジ君が、たまたま出勤してきた私どもスタッフと建物の間に挟まれてしまい、逃げ場を失ってしまった時の一コマです。

それにしても見事なかくれっぷり!
私ももう一人のスタッフに教えてもらわなければ、キジの存在に気付きませんでした。。。

逆に言えば、自然で生きていくということは、きっと私達の想像以上に大変なんでしょうね!
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2008年09月17日

今年も〜!!

ここ数年は、秋になるとその姿をオシドリ池に見せてくれているヤマセミ君。
今年もどうなるか、期待と不安を半々にこの季節を迎えましたが・・・

今年も9月にはいってから、オシドリ池に飛来するようになってくれました!!

08.09yamasemi01.jpg

《ヤマセミ♂》
写真の個体は雄ですが野鳥公園周辺には2羽いるようなので、きっとつがいでは??と思っているところです。
まだ、2羽そろって来ているのを確認していないので、ぜひ2羽そろって来てもらいたいところです。

朝の確認が毎日は出来ていないのですが、今朝もオシドリ池に顔を出してくれたようです!
今年もこれからのシーズンが楽しみになってきました〜!
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2008年10月06日

ヤマセミ情報(その2)

9月17日にヤマセミについて投稿して以来、たくさんのお問い合わせとご来園、誠にありがとうございます。

今現在もヤマセミは頻繁に来ています!

9月に入り、オシドリ池にやってくる頻度も上がり、20日以降になると休園日(10月1・2日)と10月4・5日を除いて毎日来ていました。そしてまさに今(10月6日)もオシドリ池に姿を見せています。

1日に3回やってきたり、2時間以上オシドリ池に滞在する事もあります。また9月22・24.25・28日には2羽来ていました。
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《ヤマセミ オス メス  9月24日撮影》

オシドリ池にやってくる傾向として、早朝と15時から17時までの間が目撃の頻度が高いです。

それでも、やはり来ない日もあり、楽しみに来たお客様を困らせたりしているわけなのですが、そんな時あのヤマセミは今どこで何をしているのだろう?という疑問が私の中に浮かんできました。

そこで、見ることが難しい、とされている要因の一つ「行動範囲の広さ」を調査していきたいとスタッフ達と話しています。

今後、この調査が進み、気に入っている採餌場や、ねぐらなどがわかったら面白そうですね。そしてヤマセミが好む自然環境を知り、今後も長く観察が出来るよう、いい自然を早川に残していきたいと考えています。


ブログをご覧になっている方で早川のヤマセミについての情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひコメントをいただければ、と思います。

そしてぜひ多くの方に野鳥公園へ足を運んでいただきたいと思っています。




野鳥公園では下記のツアー参加者募集中です。


「ワイルドライフセミナー 〜ニホンジカ編〜」

日 程:11月1日(土)〜11月3日(月)

1日目:野鳥公園周辺での自然観察。
    夜―スライドを使って、早川の自然とシカの社会の話
2日目:黒桂河内川の新倉林道での自然観察。
3日目:シカの多く生息する場所での散策

参加費:2泊6食付き
    大人 21,800円(税込)

集合場所:ヘルシー美里
     
定 員:15名(要予約)

宿泊先:ヘルシー美里
     

お申込・お問い合わせ
光源の里温泉ヘルシー美里
TEL/0556−48−2621
FAX/0556−48−2622    




「初めてのバードウォッチング」

日 程:12月20日(土)〜12月21日(日)

1日目:野鳥公園にて練習を兼ねたバードウォッチング
2日目:場所をかえてバードウォッチング

参加費:1泊3食付き
    大人 11,800円(税込)  子供 10,000円(税込)

集合場所/ヘルシー美里
     
定員/20名(要予約)

宿泊先/ヘルシー美里
     

お申込・お問い合わせ
光源の里温泉ヘルシー美里
TEL/0556−48−2621
FAX/0556−48−2622 

   
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2008年10月13日

3連休のご報告☆

本日もまだ数時間残っておりますが、この連休のご報告を!

この3連休、早川町は雨のスタートになってしまいましたが、それも午前中で止み、その後は秋晴れの穏やかな連休となりました。

野鳥公園では、せっかくの連休を皆様に楽しんでいただかなければもったいない!ということで、公園駐車場にテントを出し、バードコール作りや園内のネイチャーガイドなどを開催し、皆様に楽しんでいただきました!!

ところで、きっと皆さんも気になっているだろう、この連休中のヤマセミの様子はというと・・・

土曜日、日曜日と姿を見せてくれませんでしたが、最終日の本日、オシドリ池に飛来し、ヤマセミを目的でいらした方にも喜んでいただきました!ちょうど朝の光が順光で当たっていたので、モニターで拝見させていただいた写真も、なかなかりりしく写っていました。

さらに!1時間後ぐらいには、クマタカが池の上空に出現!!
今日はかなり低いところを飛んでくれたので、そちらも撮影することが出来たようです。思わぬサプライズにヤマセミを撮影しに来られた方も足取り軽く帰られていきました。

今日はさらに、夕方にもヤマセミが飛んできてくれました!
一回目のヤマセミ君に間に合わなかった方が残っていて、近くの枝にも着てくれたのでこちらも喜んでもらえたようです。

そういえば、山の高いところは少し紅葉が始まっている様子、これからのシーズンはそちらも気になるところです!! (masa)
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2008年10月20日

☆銀杏羽☆

今年は今のところ、紅葉の進み具合が少し早く感じる早川町。
芝生の周りのドウダンツツジやオシドリ池のヌルデの木もだいぶ赤みが増してきて、野鳥公園にもいよいよ紅葉シーズン到来!!っといった感じです。

そんな野鳥公園のオシドリ池に、今シーズンもやってきました!

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《オシドリ♂》
とってもキレイなオシドリ君。オシドリ夫婦なんて言葉もありますが、今回はたった一匹だけでの来園です。。。
例年、春と秋の渡りのシーズンには必ず姿を見せてくれるので今年も待っていたのですが、昨日、やっと飛んできてくれました!

オシドリのオスは写真のようにとても鮮やかな色彩の羽根をしていますが、実はキレイなのは秋から春までで、夏は地味な色をしています。
写真の個体はもうすでにきれいに生え変わっていますが、このシーズンは部分的にきれいな羽が生えてきている個体などもいるので、もしオシドリを見る機会があったら観察してみてくださいね。

・・・余談ですが、毎年羽根が生え変わっているということは、イチョウの葉っぱのような大きな羽根(通称:銀杏羽)も毎年生え変わりの時にどこかに落としているはずなんです。ということで、一度で良いから拾ってみたい鳥の羽のひとつ! なんですよね〜〜!!
(masa)
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2008年11月02日

フィーヨー

はじめまして、野鳥公園に今年4月から勤務しております、主任研究員の大西信正です。専門は、ニホンジカの研究をしています。シカの顔を見分け、見分けたシカに名前を付けて、家系図を書き、シカの社会を研究しています。宮城県の金華山島を研究の場として、20年目になります。 
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(テキとテキヌと名付けた 親子)                
                                野鳥公園では、「思いやりの心」と「科学の目」をモットーに、早川町に暮らす生き物の私生活に迫り、それらを皆さんにお伝えしたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

 さて、ここ1ヶ月、早川町の山から「フィーヨー」と大きな鳴き声が聞こえてきます。
早川町に10月に来られ方は、聞かれているのではないでしょうか?
その正体は・・・・ 
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(鳴いているオスジカ)
!早川町の獣に指定されている、ニホンジカの鳴き声なんです。
私の専門ですね。
 この声は発情期のオスだけが鳴き、縄張りを宣言しているとも言われています。
 どのオスでも鳴くことが出来るわけではなく、縄張りを持てるような大きなオスだけが、鳴くことが出来ます。このようなオスは縄張りや優位に振舞える行動範囲で、餌をほとんど食べずに2週間〜1ヵ月間もの間、メスを探して生活しています。発情が終わる頃にはゲッソリ痩せてしまいます。
 そんなオス達の声「フィーヨー」から、シカの発情期間を知ることが出来ると考え、野鳥公園の勤務中に聞こえた声を記録しています。その結果をグラフにしました。
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 9月4日から声が聞かれ始め、10月からは毎日鳴いています。特に10月10日以降からは、回数が多く聞こえていますので、発情の高まりは10月中旬以降と考えています。今日もフィーヨーが、回数多く聞こえました。フィーヨーが聞こえなくなる発情の終わりが、いつになるのかを今後も記録を取って報告したいと思います。
 もう一点、声から分かることは、野鳥公園周辺では、5頭のオスジカの縄張りがあるようです。                   野鳥公園の観察路でシカに出会うかもしれませんね。      byフィーヨー大西

【ヤマセミ情報】
 本日(11月2日)は、野鳥公園のオシドリ池で、朝6時10分〜7時10分の約1時間滞在していました。            早朝は約6℃近い気温の中でしたが、観察されていた多くのお客様は、皆さん喜んでおられました。                 10月26日以降は、早川本流での目撃はあったのですが、野鳥公園のオシドリ池には来ていなかったので、2日間粘って観察されていたお客様も感激されたのではないでしょうか。

【冬鳥情報】※野鳥公園周辺で今年初めて観察された種名と日
10月14日 ジョウビタキ
   22日 カシラダカ、ビンズイ、アオジ
   29日 ミヤマホオジロ
   31日 マヒワ、クロジ
11月 2日 ベニマシコ、マガモ

 【イベント情報】 
<早川を楽しむ>
【囲炉裏端を囲む旅 〜雑穀やジビエ満喫〜】
  日程:2008年12月13日(土)〜14日(日)
  参加費:15,500円
【初めてのバード・ウォッチング】
  日程:2008年12月20日(土)〜21日(日)
  参加費:11,800円
【早川で冬鳥に出逢う旅】
  日程:2009年1月16日(金)〜18日(日)
  参加費:21,800円
【野鳥公園 ネイチャーガイド】
  日程:常時開催
  参加費:大人1,000円 小学生500円
◆お問い合わせ、お申し込み
  南アルプス邑 野鳥公園
  TEL&FAX:0556−48−2288
<学ぶ>
【プロジェクト・ワイルド】                    〜エデュケーター&フォローアップ講習会〜
  日程:11月22日(土)〜24日(日)
  参加費:21,800円
【インタープリティブ・デザイン・ワークショップ】
  日程:12月3日(水)〜4日(木)
  参加費:29,800円
◆お問い合わせ、お申し込み
  NPO法人 生態教育センター
TEL:042−390−0032 
  FAX:042−390−1237
  http://www.wildlife.ne.jp
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2008年11月19日

冬の足音・・・。

野鳥公園では、毎月、周辺の野鳥調査を行なっています。
昨日は、この秋一番の木枯らしで、秋の終わりが近いことを感じました。とは言うものの、私のような鳥追い人の多くは冬鳥や漂鳥(夏は標高の高いところで過ごして、冬に里まで降りて来るような鳥)を見て「冬が近づいているなぁ」なんて思うんですが・・・。

昨日の調査では、そんな冬告げ鳥を確認できました。中でも早川らしいと言えるのは、ウソやカヤクグリ、ゴジュウカラなどでしょうか?

6時間調査を行なって、計38種が記録でき、それだけでも満足なんですが、昨日は出血大サービス!!なんとクマタカが上空をバッチリ旋回してくれたんです。双眼鏡で喉もとの模様もバッチリでした。

写真はもう1人のスタッフが撮影してくれたものです。

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写真を確認していたらこんな子(カシラダカ)も・・・
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昨日は気付かなかったんですが、銀の足環ついてました。後で山階鳥類研究所に連絡入れたいと思います。どこで付けられたかわかったら、ブログでご報告しますね! (by どん)

今日は雪も舞って本格的に冬です。これから、もっと冬鳥達も増えていきます。そんな冬鳥達に出逢う旅のお知らせ・・・。

『初めてのバードウォッチング』
 
 日時:2008年12月20日(土)〜21日(日) 
 
 参加費:大人11,800円 子ども10,000円(小学生以上)

 対象:小学生以上

『早川で冬鳥に出逢う旅』

 日時:2009年1月16日(金)〜18日(日)

 参加費:大人21,800円

 対象:大人
 
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2008年11月25日

☆鳥類標識調査

こんにちは!

先日、休日を利用して関東某所にて行われた鳥類標識調査に参加してきました。

この調査は環境省から学術調査の許可を得て、山科鳥類研究所の調査として実施されました。
捕獲法はヨシ原にかすみ網を張り、足環をつけ、計測をして放鳥します。
渡り鳥の渡りの経路や越冬地利用状況などを調査目的としています。

banding 2008 ami.jpg


捕獲される主な鳥はアオジ、カシラダカ、ウグイス、他には、ベニマシコ、モズ、シメ、ホオジロ、ジョウビタキ、などが記録されました。

 私はこの調査は今回で3回目の参加になりますが、楽しみの大部分を占めるのはやはり野鳥を手にとれる、と言うことですね。普段なら双眼鏡やプロミナで遠くからそっと見ている対象物を手にとってじっくり見てみる。そうするとあれやこれやの発見がたくさん! 
 
オス、メスで同じ色だと思っていた鳥も微妙な違いをはっきり見ることが出来たり、頭の羽を掻き分けてみると若い固体の頭骨はまだちゃんと形成されていない、と言うことも確認することが出来たり、と貴重な体験が出来るので、個人的になるべく参加したい調査のひとつなのです。
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(ベニマシコ メス)

そしてこの標識調査は世界的にあらゆる場所で行われています。それによって、ツバメはなんと2000km以上も渡りをしていることがわかったり、コアホウドリの33年という長寿記録も報告されています。

こんな調査結果から鳥たちは国境をまたぎ、生活をしています。自然環境保護・保全も世界的スケールで考えなければいけないのだなあ、と実感します。そして、自分が手に取って足環をつけた鳥たちがどこか遠い場所で記録されたらいいなあ、と彼らに思いを馳せてしまいます。

1年中家の近くにいるスズメも実は「渡り」をしているのでは?!なんて説もありますので、皆さんもどういう風に移動しながら、生活しているのか、を考えながら野鳥観察をするのも楽しいと思いますよ。

by やっしー




【冬鳥情報】※野鳥公園周辺で今年初めて観察された日、種名、場所
11月16日 ルリビタキ  野鳥公園
      ツグミ    中洲
  18日 ウソ     大原野
      シロハラ   野鳥公園
  20日 アオシギ   塩島
  24日 シメ     野鳥公園
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2008年12月08日

一羽一羽

ここ数日とても寒い朝を迎えています。野鳥公園の気温計では、氷点下−5℃を記録していました。池の表面も凍りました。
この寒さの中、とても賑やかなのが、野鳥公園の餌台です。
昨日、見られた種類は、ミヤマホオジロ、カシラダカ、アオゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、キジバト、ガビチョウ、餌を食べなかったですが、ベニマシコも来ました!朝にはニホンリスもやってきました。

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(ヤマガラ)

それぞれの種類毎に餌やその食べ方などの行動に特徴があるのですが、一羽一羽の個性に注目して観察するのも面白いですね。
ヤマガラを観察していると、窓際の餌台に来ているヤマガラに対して、別のヤマガラが「ニーニー」と鳴きながら近づいてくるものの、結局は窓際に来ることが出来ずに林に戻るもの。餌を取ったらサッと林に戻るヤマガラがいるかと思えば、餌を選んでから持っていくものなど様々です。見ていると楽しくて、アッと言う間に時間が経ってしまいます。

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(ヤマガラが目の前に来た!)

そう言えば、動物観察の楽しみ方 なんてテーマのテレビの番組がありましたが、漠然と見るより、1頭1頭(個体)を決めて見ると面白く楽しく感じると言うことでした。そういったことは、私も経験しておりますが、皆さんも経験されているのではないでしょうか? 恐らく観察している生き物の行動に共感しているからだと思います。また、生き物の理解には、個体を見る視点は欠かせません。ヤマガラの寿命は3〜4年と言っても、それは一羽一羽の寿命の平均でしかないからです。進化の歴史は、全ての個体に消えることのない痕跡を残していると言われています。

一羽一羽に注目することは、餌台で鳥を見る楽しみと共に、鳥の理解につながっていきます。野鳥公園の餌台ではその視点を大切にしたいと思います。
と言っても鳥を一羽一羽、区別するのが難しいのが課題ですね。

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(スズメの兄妹?)
                        byフィーヨー
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2008年12月11日

今月も調査を!

今年に入ってから、毎月一回おこなっている鳥類調査、今月も8,9日の2日間でおこないました!
今日はそのときのご報告を!!

12月に入って急に寒さがやってきた早川町。オシドリ池もいよいよ全面結氷する季節がやってきました。
今回調査中に出逢えた鳥達も、「冬の鳥」たちが数も種類も増えました!
実際に、マヒワやウソ、ベニマシコやミヤマホオジロなど、冬に見ることのできる鳥達を多く確認できたのですが、今回私が一番うれしかったのはこの子・・・

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《ルリビタキ♂》
今回は調査中に、綺麗なルリビタキのオスに3回出会うことができました!
私はルリビタキのオスとは相性が悪いらしく、ひとシーズン通してもあまり出会うことができないので、今回はかなりラッキー?!でした。

ヤマセミ、カワセミも野鳥公園周辺の早川本流で確認できましたが、私と別行動していたスタッフは、前回の調査でも確認できたアオシギを再度見ることが出来たようです。しかも今回はバッチリと・・・
私はきちんと見たことがないので、実にうらやましい限り・・・。。。。

なぜか、前回も今回もキツツキの仲間にまったく出逢えず、ちょっと寂しいなぁ〜と思っていたのですが、調査の終了直前に、野鳥公園のつり橋横でアカゲラに遭遇。

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《アカゲラオス》
頭の赤い羽根がオスの目印です!

ホントの証拠写真ですが、思わず写真に撮ってしまいました!

今回の調査は、私的には小鳥達を多く確認することが出来た感じですが、もう1人のスタッフいわく「今回は猛禽(もうきん・タカの仲間)デー」だったとか。
さらに!調査終了時間になっても帰ってこないので様子を見に行ったらこんなものまで見つけて・・・

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《カモシカ》

同じフィールドを毎回調査しているのに、行く度に違った出会いが出来ることが、調査をするときの最大の楽しみです♪


今回確認できた鳥
クマタカ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、トビ、キジバト、ヤマセミ、カワセミ、アオシギ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、アカゲラ、コゲラ、カワガラス、ミソサザイ、カヤクグリ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ベニマシコ、ウソ、マヒワ、カワラヒワ、シメ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、エナガ、メジロ、キクイタダキ、ウグイス、モズ、ヒヨドリ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ガビチョウ  以上、46種!
哺乳類
ニホンカモシカ、ニホンジカ、ホンドリス、ニホンザル

でした〜!!

来週末(12月20〜21日)に「初めてのバードウォッチングツアー」を開催します。
今回調査で歩いた場所も、皆さんと一緒に野鳥に出逢いに行きたいと思います。双眼鏡の使い方からおこないますので、野鳥に興味がある方、是非ご参加くださいませ!


(masa)
posted by 生態邑スタッフ at 09:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

混群(こんぐん)

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《エナガ》
淡いピンク色に黒いライン、長い尾羽が特徴的です。。
冬になると、シジュウカラやヒガラといったカラの仲間などと一緒に混群という大きな群れを作って行動します。
混群を作ることによって、ほかの鳥が見つけたエサを食べることが出来たり、天敵を早く見つけることが出来るからだといわれています。

今日は野鳥公園の管理棟周辺をエナガなどの混群がずっと飛び回っています。
とてもかわいいので、さっそく写真に!
・・・今年野鳥公園での最初の野鳥撮影になりました。撮りたてホヤホヤです!

撮影しながら思い出したのが、年末年始に都会のとある神社の近くで出会ったエナガなどの混群たちのことでした。

町の中で出会ってももちろん可愛いエナガ君たちなのですが、なんだか早川で見るよりも寂しい気が・・・
エナガが十数羽群れて飛んでいるのですが、一緒に行動している鳥がシジュウカラとメジロが数羽だけなのです。
野鳥公園で見るエナガの混群には、いろいろな小鳥達が一緒に行動しています。
ヤマガラやシジュウカラ、コガラやヒガラといったカラのなかま、ゴジュウカラやメジロ、キツツキのなかまのコゲラや日本一小さい鳥のキクイタダキなど、混群に出会えるだけで十種類近くの野鳥に出会えます。
どの鳥を見るべきか、迷ってしまうくらいに・・・

都会の混群は寂しいなぁ〜〜・・・
・・・いやいや、野鳥公園の混群が贅沢なのかな!?

神社へ参拝へ行く人々を横目に、そんな事を考えながらエナガウォッチングをしたお正月休みなのでした。。。

(masa)
posted by 生態邑スタッフ at 15:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

11年目の出会い

先日野鳥公園にて、11年目にして初めての出会いをしました。。

先週の初めにスタッフ数名で、新しいガイドコースの下調べに行ってきました!
新しいコースといっても今までの観察路からそれただけで、特別遠くに行った訳ではないのですが・・・

現在考えているコースは今までよりもちょっと?上級者向け、数日前に降った雪の影響もあり、思っていたよりも登るのにてこずってしまいました。
それでもどうにかこうにか広いところまで出ることができたのですが・・・

北向きの斜面だったので、どこまでも雪、雪、雪。
実はカモシカツアーの下見も兼ねていたのですが、雪のせいか、しばらく歩き回っても他の動物にも会う事ができません。
「きっと、向いの山の日当たりがいい所に移動してるのかな??」なんて話をしていたら、その日当たりのいい斜面をクマタカが!

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《クマタカ》
かなり距離があるのでトリミングしてありますが、目線に近い高さも飛んでくれました。
羽の裏にも光が当たっていたので、お腹側の模様までよく見ることが出来ました!

他の生き物の姿も無く、クマタカもつがいで飛んでくれたのでしばらくみんなでクマタカウォッチングを楽しんでいると、すこし離れた所からもう一羽大きな鳥が・・・
「あっちからもクマタカが・・・!」とカメラを向けると、飛び込んできたのがこの鳥!

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《イヌワシ 若鳥》
本州で繁殖するタカのなかまでは最大。なんと、翼を広げると2mを越えます。翼の白い模様が、若鳥の印です。

なんと、イヌワシが飛んでいました!
場所もちょうど野鳥公園の真上あたり、これは、野鳥公園11年目の私にとっても初めてのことです。
かなりサービスよく飛び回ってくれたので、じっくり観察することができました。

途中でカラスがちょっかいをだしに来たのですが、カラスが小鳥のように見えます・・・

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《イヌワシとハシボソガラス》

どうやらこの個体、羽の裏に真っ白の班があるので、親離れしたばかりの若い個体ではないかと思います。自分のテリトリーを探して野鳥公園まで来たのでしょうか??
その後は確認することができていませんが、できる事ならば、野鳥公園周辺に住み着いてもらいたいものです。
今頃どこの空を飛んでいるのでしょうか???

それにしても、早川での生活は思いがけない自然との出会いにあふれています。だからこそ、気が付けば11年もスタッフをしているのですが・・・
皆さんも是非一度、早川に遊びに来てください!私達スタッフもガイドいたしますよ!!

(by masa)
posted by 生態邑スタッフ at 17:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする