2006年11月03日

早川町の鳥・ヤマセミ

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ブログの最初の話題は、やっぱりこの鳥ですね。

ここ南アルプス邑(ムラ)野鳥公園で、一番有名な鳥といえば”ヤマセミ”
以外にありません。実際に、バードウォッチングで来られる方のほとんどが、ヤマセミに一目逢いたいという方です。
白黒の鹿の子模様と頭につけた立派な冠羽、そしてダイナミックなハンティングを見てしまうと、この鳥の虜になってしまうことでしょう。
今朝もこの鳥に見せられた方が数名、朝から観察小屋でがんばってます。そして、今日は大サービス、2回も姿を現してくれています。皆さん朝からニコニコ顔です。

ところで、皆さんが一番気になるのが最近のヤマセミの来方だと思います。
ここ数年、公園の近くに営巣できるところが無い様で、春から初夏にかけては、公園周辺ではほとんど姿が見えません。今年は例年より遅く、9月中ごろになってやっと来てくれるようになりました。最初はメスが2羽来ていましたが、最近は1羽、だいたい2日に1回くらいのペースで姿を現してくれています。もともと縄張り意識が相当強い鳥ですので、ひとつの縄張りにはオスメス1羽ずつしかすめません。ですから、これでオスが来てくれる様になったら最高なのですが・・・。
今年も、ヤマセミの止まり木の後ろのヌルデが紅葉し始めて、紅葉の中のヤマセミが今朝も写せたようです。今年の紅葉は遅め&色もそれほど期待できないかも?ですが、やっぱり紅葉とヤマセミは絵になりますからね。もみじとヤマセミ、今年こそは写したいな〜。
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2006年11月06日

森の王者 現る

昨日、池に、ものすごいお客様が飛んできました!
森の王者、クマタカです。

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この池の止まり木にやってきたのは2回目、なんと6年ぶりです!
きっとこのブログの開設祝いに飛んできてくれたのでは?っと思うのは私だけでしょうか?お礼にさっそく書かせていただきました。

クマタカは、体長70〜80センチ、開翼長160センチ近くもある大型の猛禽類(タカの仲間)です。精悍な顔に冠の羽(冠羽)をつけているのが特徴です。
とても広い縄張りを持ち、そのうえ警戒心も非常に強いために、なかなか出会うことが出来えません。
普段もシーズンには、はるか上空を点のように飛ぶ姿は時々見えるのですが、今回のように近い距離で観察することは、長年バードウォッチングをされている方でも、かなりの至難の業だと思います。

この固体は写真では分かりませんが、体の前面がかなり白っぽく、若い鳥だと思われます。そのため警戒心が割と弱く、狩も下手なために、池にいたカモたちを狙って飛来したと思われます。
結局、何も捕れずに飛び去っていきましたが、なんと2時間以上も池であそんでいってくれました。

ただ、そういったときに限って大勢お客様がみえたり、電話が何度もかかってくるんですよね。たしかに、大勢の方に見ていただきたい気持ちもあるのですが、大きな声を出されたりして逃げてしまわないかと、ヒヤヒヤしながら観察&写真撮影をしていました。何しろ6年ぶり!、今回写真を撮らなければ次はいつになるか分かりません。っということで、写せた写真が上のものです。後ろばかり向いていたので、前向きは写せませんでした。今度出て来る時には前向きで・・・というのは贅沢なお願いでしょうか?


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2006年11月12日

冬の鳥 ぞくぞくと飛来中?

例年、早川町では11月の第2日曜日にヘルシー美里を会場にして、「紅葉とそば祭り」を行っています。
今日も、ちょうど今、始まりを告げる地元中学生の太鼓演奏が始まったようです。野鳥公園も、午後になると祭り帰りの方たちで、とても賑やかになるでしょう。

話は変わりまして、野鳥の飛来状況ですが、まずはヤマセミ、先週は4日続けてきてくれたのですが、今週は今のところゼロ、ちょっとさびしいです。もうちょっと定期的に来てほしいところです・・・。
先週池に来てくれたクマタカは、このところ天気の良い日には上空を2羽で旋回しています。写真には遠いですが、20〜30分飛ぶ日もあるので、観察だけなら楽しめると思います。

エサ台の周りですが、相変わらずカケス&タヌキがエサをみんな食べていってしまいます。ほかにも、ヤマガラ、ゴジュウカラはとてもよく来ています。特に、朝10時頃までは、どの鳥を見ていいのかと思うほど忙しく鳥が来ています。

冬の鳥としては、ミヤマホオジロとカシラダカが3日ほど前から、エサ台の近くに恐る恐る顔を出すようになっています。ミヤマは今のところ♂1羽、♀3羽ですが、寒くなると数が増えるかと期待しています。冬鳥ではないですが、カワラヒワも、まだエサ台にまったく来ていませんので、カワラヒワが着だす頃にはミヤマやカシラダカも居つくようになると思います。
そのほか、ベニマシコは姿はなかなか見つかりませんが、毎日草むらから声がしています。ジョウビタキやルリビタキも元気の飛び回っています。野鳥公園の周りは、ジョウビタキはオスが、ルリビタキはメスが圧倒的に多く見えますが、オスメスで飛来地があるのでしょうか?
ツグミも先日1羽だけ確認しました。今年の秋はちょっと暖かいためか、どの鳥も全体的に飛来が遅い感じですが、これから個体数も増えると思います。

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ミヤマホオジロ♂、まだ警戒心がかなり強くほんとの証拠写真ですが・・・

ヤマセミの止まり木の後ろのもみじが、先端が色づき始めたところです。このままだと一週間から十日位できれいになると思います。今年はもみじの中に留まってくれるでしょうか?


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2006年11月16日

ガビチョウ

皆さんは「かごぬけ鳥」という言葉をご存知ですか?
もともと日本には生息していなかったのに人為的に持ち込まれ、日本の環境に適応して住み着いてしまった鳥たちのことを指します。
今回お話しするガビチョウも、そんな鳥のひとつです。

ガビチョウと聞いてもピンと来ない方も多いかもしれません。なぜなら、日本の“野鳥”ではないために、普通の野鳥図鑑を探しても載っていないからです。(図鑑によっては「外来種」として載っています)
そんな、図鑑にも載っていない鳥が、現在、日本のあちこちで増えてしまっているのです。

山梨県内も富士川沿いを中心に、かなりの固体がすみついています。ただ、数年前までは早川町内では見たことが無く、私も安心していたのですが・・・
早川でも3年ほど前から鳴き声が聞こえるようになり、昨年は野鳥公園周辺で、さかんにさえずりが聞こえました。それでも、今年はほとんどさえずりも聞こえなくて安心していたのですが、最近になって、今年のエサ不足からか、エサ台に居着くようになってしまいました。

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茶色い体に白いメガネをかけた様なこの鳥は、漢字で書くと「画眉鳥」となります。
必ずつがいと思われる2羽で餌場に現れ、ヒマワリの種や小鳥用の粒餌を食べていきます。大変臆病なのですが、反面、とても気が強いようで、先日は自分より体の大きいカケスを追い払っていました。

この鳥はそもそも、中国南部や台湾などに生息しており、さえずりが美しいことから中国などでは古くから飼い鳥として親しまれているようです。日本にも江戸時代から輸入されていたそうです。ただ、私的には、ちょっととげとげしい感じがするこの鳥の声は、いまいち好きになれません。(図鑑にはクロツグミの声に似ているとありますが・・・)

私の聞いた話では、ペット業者が販売用にたくさん輸入したものがほとんど売れずに、処分に困って自然に放した結果、今のようになってしまったということです。

ガビチョウのほかにも、早川にはソウシチョウがおります。どちらもスズメ目チメドリ科という、日本には近縁種のいない鳥たちです。中国の密林生まれの彼らが、それでも今は割りとおとなしく?すんでいてくれているようですが、今後、元々日本にいた野鳥たちの生息を脅かさないか、それが今の一番の心配事です。
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2006年11月24日

冬に巣箱を使う鳥?

鳥の巣箱というと、春から夏にかけて子育てのために使うものというイメージが強いかもしれません。
でも、種類によっては繁殖期以外にも、ねぐらとして巣箱を使っている野鳥もいます。

たとえば、都会にもよくいるシジュウカラは、夜、寝るのに巣箱を利用するそうです。
ですから、春になってから巣箱を木に掛けるよりも、冬のうちに巣箱を掛けてあげたほうが子育てのために巣箱を使う確立が上がるそうです。

野鳥公園にも、夜のねぐらとして巣箱を使っている野鳥がいます。それが、下の写真の鳥。
野鳥公園に何回か来られている方なら誰かわかるでしょうか?

2006.11.16aogera002.jpg


ほっぺたに赤が入っていて、背中が緑色のこの鳥。
正解は・・・また今度のブログで書きます。(笑)

ヒントは、二つ開いている穴、ひとつはこの鳥が自分であけてしまいました。もうわかったかな?




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2006年11月27日

冬に巣箱を使う鳥 その2

ではでは、さっそく前回の答えの発表です。

縦長の巣箱で寝ていたのは、私でした・・・

2006.11.16aogera001.jpg

《アオゲラ》
ということで、キツツキの仲間のアオゲラでした。

この巣箱は、もともとキツツキ用に作った巣箱で、底が付いていません。
なぜかというと、寝ているときに天敵に襲われそうになっても、どこからでもすぐに逃げることが出来るようにするためです。

でも、この巣箱では営巣できないのでは?っと、思われる方も多いかもしれませんが、もともと、キツツキの仲間は警戒心が強いせいか、人間の作った巣箱で営巣することはほとんど無いようです。
それに、キツツキは自分で木を掘って巣穴を作ってしまいますからね。
彼らの”古巣”が、多くの生き物の住処として使われていきますから、無理に営巣するための巣箱を作る必要はないのです。

ちなみに、前回、小鳥の巣箱は冬のうちに掛けたほうがいいと書きましたが、野鳥公園では、春になってからかけています。
なぜかというと、繁殖シーズン以外に巣箱を掛けると、アオゲラやアカゲラが来て入り口の穴を自分用の大きなものに改造してしまうからです。
入り口が広いと、天敵に襲われる危険が増すため、巣箱の利用率も下がってしまうようです。

営巣のためには巣箱を使わないキツツキも、繁殖が終わると、寝床として利用することが多いようです。子育てには手を抜かなくても、普段はやっぱり楽をしたいのは人間と同じ?ですね。(笑)







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2006年11月29日

アカウソが来ました

ここ10日くらい前から、野鳥公園内に、アカウソが飛来しています。
今朝も芝生の奥のほうから鳴き声が聞こえていました。
私はオスを1羽しか確認できていませんが、来園者のお話だと、オスメス1羽ずついるようです。
ただ、1つがいのみで、どこに出てくるかもわからないので、アカウソのみを目的で来ていただいても、見つけるのはかなり難しいと思ってください。

2006.11.29 akauso 001.jpg
《アカウソ♂》

この写真は先週、エサ台の横の草むらに出てきたときのものです。
暗かったのでブレていますが、お腹の赤いのがよくわかると思います。

ところで、皆さんはウソという鳥の、名前の由来はご存知ですか?
別に、嘘ばっかりついているからではありませんよ(笑)。
ヒントは口笛のようなフィーッ、フィーッという鳴き声にあります。

昔の人は、口笛を吹くことを、「うそぶく」といったそうです。
そして、人間の口笛によく似た鳴き声のこの鳥を、「ウソ」と呼ぶようになったそうです。
実際、私も今年最初にこの声を聞いたとき、誰が口笛を吹いているのか、一生懸命探してしまいました。(笑)
アカウソはウソの亜種で、お腹の下までピンク色をしています。

本当はもっと早くに載せたかったのですが、上に載せた写真がブレていて気に入らなかったので、いい写真が撮れたら・・・ っと思っていたら遅くなってしまいました。
ただあんまり遅くなっていなくなってから書いても、「真っ赤なウソ」だと思われちゃいけないんで・・・。


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2006年12月03日

順番待ち

野鳥公園のエサ台は今日もいろいろの鳥たちでとても賑やかです。
見ているといろいろなことがあるので、それだけでも飽きないくらいです。

今日も、エサ台のヒマワリを食べようとキジバトがやってきたところへ、横からカケスが降りてきました。
驚いたハトが横で小さくなっているのをよそに、カケスはバクバクとヒマワリの種を飲み込んでいきます。

2001.12.03 esadai001.jpg

《キジバトとカケス》

口からこぼれるほどヒマワリをくわえてカケスが飛び去り、やっと自分の番だとハトが食べようとしたら、また次のカケスが降りてきて、我が物顔で食べ始めてしまいました。
しばらく見ていたハトも、ついにあきらめて小鳥の粒餌のところへ飛んでいってしまいました。
キジバトが飛んでいったエサ台には、20羽近くのスズメがいましたが、みんな驚いて木の上に。
追い出されたスズメはエサ台の上のハトをよそ目に、地面に降りて餌を探していました。

ちなみに、鳥の強いよわいは、大きさだけで決まるわけではないようです。
先日も、ガビチョウがふたまわりくらい大きいカケスを追い払っていました。
どうやら体の大きさよりも気の強い鳥のほうが、勝つことが多いようです。
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2006年12月11日

エサ台は今日もにぎやか

野鳥公園の管理棟から見えるエサ台は、寒さとともにやってくる鳥の数が増えてます。

今朝も、餌をまいた直後からカケスが6羽くらい来て、追いかけっこをしながら餌を運んでいました。
カケスは、皆さんもご存知かもしれませんが、冬の餌に困らないように貯食をします。そのため、エサ台にくると、1羽で40〜50粒くらいのヒマワリを一度に口に詰め込んで、くちばしがしまらないほどくわえてどこかに運んでいくので、ヒマワリの種をいくらまいてもきりがありません。

飛び回るカケスたちのすきまをぬって、ヤマガラやシジュウカラ、ゴジュウカラもやってきています。
シジュウカラは、ヤマガラよりも虫食性が強いらしく、最近になって姿が見えるようになってきました。
ゴジュウカラは縄張り意識が強いらしく、エサ台に来るのはひとつがいだけですが、この鳥も貯食するらしく、かなり頻繁に顔を見せてくれます。

また、ここ数日で、カワラヒワの数がだんだんと増えてきているようです。
先週までは3羽しか確認できなかったのが、今朝は十数羽おりました。カシラダカとの数十羽の群になるのはいつでしょうか?

ミヤマホオジロやカシラダカは、ときどき数羽でやってきますが、他にえさがあるようで、まだエサ台に定着はしていません。やはり、年を越してからのほうが、見つけやすくなると思います。

カヤクグリもエサ台のすぐそばで鳴き声が聞こえるようになってきたので、もうすぐ顔を出してくれるようになると思います。

もしエサ台の鳥を見るならば、やはり10頃までが一番楽しめると思います。
今朝は、この冬初めて、ホンドリスがやってきました。また、管理棟の縁の下を、ミソサザイが飛びまわっています。あまり変わった鳥はいないかもしれませんが、本当に見ているだけで飽きないですよ。

2006.12.11 honndorisu001.jpg

《ホンドリス》
今朝来てくれた子です。

2006.12.11 yamagara001.jpg

《ヤマガラ》
いつもいる鳥ほど、意外と写真に写さないですね。私の場合はこのヤマガラ君がその代表でしょうか。
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2006年12月14日

双眼鏡を持って

久しぶりに公園内の自然観察路を、簡単な調査を兼ねて回ってみました。

勤めていれば当たり前のことなんですが、野鳥公園を一人で管理するようになってから、観察路を回ることがとても少なくなってしまいました。
行ったとしても、カマなどを持っていくことがほとんどで、双眼鏡を持っていくことはほとんどありません。

今回はとりあえず調査ということで、大きいカメラは我慢してコンパクトカメラを持って出発。

いきなりアカゲラのつがいとアオゲラに出会って、いい出だしだったのですがその後が続かず、さえずり広場までほとんど鳥の影が見当たらなくちょっとあせっているところで、カラ類の混群が出てきてくれました。
カラ類の混群といっても、一番多いのはエナガで30羽以上いそうです。
他に、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、メジロ、ゴジュウカラ、コゲラと次々に現れる鳥たちを前に、どうやったらうまく数えられるのかと考えていると、頭の上から久しぶりに聞く鳥の声が。
見上げるとやっぱり”キクイタダキ”がいました。
キクイタダキは、日本で一番小さな鳥のひとつで、頭のてっぺんに菊の花のような黄色い模様があります。
事務所の周りにはなかなか姿を現してくれませんが、例年カラ類の混群と一緒に行動しているので、観察路に行けば会えるかもと思いながらも、いつも探しに行くことなく終わっていました。
野鳥公園の周りでは以前に比べて個体数も減っているような感じなので、1年ぶりの再会には、ちょっと感激です。

その後はミソサザイなどを見つけながらゴールへ到着。なんとなく芝生を覗いたらビンズイ君が2羽、こちらも1ヶ月ぶりの発見です。

たった40分ほどの観察でしたが、久しぶりに「ちゃんと鳥を見る時間」というのをもってみて、改めて観察することの楽しみと大切さを思い出した気がします。

次回はもうちょっとゆっくりと観察したいな〜と思いつつ、今度行くときにはカメラを持っていって、キクイタダキの写真を・・・などとも考えております。
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2006年12月23日

鳥見日和

今朝は朝からいい天気、放射冷却でとても寒かったのですが、太陽が出てからは風も無く、家の中にいるよりも外に出て日向ぼっこしているほうがいいくらい。
朝一番からウォッチャーの方もいらしたので、一緒にバードウォッチングしてしまいました。

まず朝一番、エサ台にエサをまいたのに鳥の数が少ないと思っていたらオオタカが出現、すぐ飛んで行ってしまいましたが、朝から猛禽類!

しばらく経って、コガラの声に誘われてカメラを担いでいくと、アカマツの高いところにキクイタダキが4〜5羽、シャッターも押せず、一緒にいた方も飛ぶ姿しか見てもらえませんでしたが、久しぶりにまとまった数のキクイタダキに出会えました。

キクイタダキの飛んだ方にカラの混群がいたので観察していたら、小鳥たちの警戒音と共にハイタカが現れ、そしてまたすぐに茂みの中に消え去ってしまいました。これで今日の猛禽類2種類目。

ハイタカが飛び去ってからしばらくたち、鳥たちも警戒を解き活動を始めたので再びエナガやコガラを見ていて、なんとなく空を見上げたら、“クマタカ”バンガローの上の辺りを帆翔中! しかもかなり低いところ!!

2006.12.23 kumataka??????.jpg

《クマタカ》
私もこんな低いところを飛ぶのを写せたのは初めて(だいたいカメラを持ってません、泣)、そして今日3種類目の猛禽! 今日はとってもいい感じ!

今日はまだまだいい事あるかもっ! ってことで、先ほどから赤い鳥たちの声がしていた休憩棟の方へいくと、やっぱりいましたベニマシコ、♂2メス1若1の4羽の群、今日はなぜかとっても警戒心が薄くてゆっくり観察&ブログ用の写真も撮れました。
2006.12.23 benimashiko.jpg

《ベニマシコ♂》

一緒に観察された方にも喜んでいただき、私も楽しんでしまいました。鳥さんたちからの、一足早いクリスマスプレゼントだったかな?


今日確認した鳥(※声のみ)
クマタカ、オオタカ、ハイタカ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ※、キジバト、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ミソサザイ、カヤクグリ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ※、スズメ、カケス、ハシボソガラス
水鳥 カルガモ、コガモ     その他 ガビチョウ(外来種)
番外 ホンドリス、ホンドタヌキ
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2007年01月12日

ミヤマホオジロ

2007.01.12miyamahooziro001.jpg

《ミヤマホオジロ♂》

以前このブログにも書きましたが、年を越してからエサ台に来る鳥たちも増えてきております。
上の写真のミヤマホオジロも、11月頃から着てはいましたが、警戒心も強く、出てくるところも一定でなかったので観察も難しかったのですが、最近になってやっとエサ台の周りに居つくようになってきました。
今のところオス3メス3の6羽きていますが、特に警戒心が薄いのが上の写真の固体です。冠羽もいつも立ててくれていてきれいな固体だと思います。ほかの鳥たちもだんだんとなれてきてくれるとは思います。

今年は野山の大凶作も手伝ってか、町の中に例年だと見ることの出来ないいろいろな鳥が出てきているようでミヤマホオジロも場所によっては珍しくも無いかもしれませんが・・・
そういえば、12月に山中湖周辺をフィールドにしている方がいらしたときに、今年は鳥が少ないといっていました。
野鳥公園周辺でも、留鳥(一年中その場所で見られる鳥)はたくさんいますが、冬鳥は少なく感じます。実際、アトリやマヒワはこの冬、まだ出会えていません。
皆さんの周りはいかがでしょうか?皆さんの周りの状況も教えていただけるとありがたいのですが・・・

話がそれましたが、ミヤマホオジロの説明を少しばかし。
黄色い顔に冠がおしゃれなこの鳥、学名が「Emberiza elegans」というそうで、エレガントなホオジロの仲間という名前が付いているそうです。
メスは全体的に落ち着いた色をしていますが、それはそれでかわいいので私的にはどちらも好きです。写真が無いのでまた写したときに。
西日本では割と飛来するそうですが東日本ではなかなかお目にかかれないため、その見た目も手伝って人気の高い鳥です。
例年ならば、都会の公園などに1羽でも出るとたくさんのバーダーが押し寄せるそうですが、今年は皆さんの近くにも着ているかもしれないので探してみてください。
探しても逢えなかった!! という方はぜひ野鳥公園に遊びに来てくださいね(笑)。
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2007年01月28日

桜の木に

野鳥公園の管理棟の横にある桜の木から、聞き覚えのある鳴き声が・・・
見上げるとウソが数羽で桜の花芽を食べていました。

2007.01 uso001.jpg

《ウソ♂》

桜の花芽はウソの大好物のようです。
今年はウソの当たり年のようであちらこちらで姿を見せてくれているようですが、どこに居たかたずねると、かなりの確率で桜の木で花芽を食べていたと言うお答えが帰ってきます。

だけどこの写真をよく見てみると・・・ なんだかとっても硬そうです。
私の気のせいかもしれませんが、普段の年はもう少し暖かくなってから食べていたような?
今年のエサ不足の影響がこんなところにも出ているのでしょうか?
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2007年01月29日

いつもいるのに・・・

昨年の暮れから定期的に園内の鳥類を調べているのですが、観察路内に毎回決まってルリビタキのオスが出てくるポイントがあります。しかもなぜか、調査の時意外はほとんど姿を見せてくれないのです。
たまには違う鳥をこのブログに乗せようと何度か足を運んだのですが・・・(泣)

ということで、今日は調査の時にカメラを持っていくことに。
その結果が下の写真。

2007.01.29 ruribitaki001.jpg

《ルリビタキ♂》
やはりこの固体は調査の時にしか出てこないようです(笑)。
それでもやっぱり、今日はカメラを持っていたせいかすぐにいなくなってしまいましたけども・・・。
写真がブレていたので帰ってきてからもう一度探しに行ったのですが、20分ぐらいがんばっても出でてきてくれませんでした。調査に行くときは1〜2分で必ず出てきてくれるのに!!

ところで、ルリビタキのオスは、背面がきれいなブルーになるのに数年かかるそうです。今年生まれのオスはメスと見分けが付かないような色をしています。
この固体も完全にきれいになるのにはあと一年ぐらいかかりそう。来年も来てくれるといいのですが。


そうでした、2回目にルリビタキを探しにいった時、お目当ての鳥は出てきてくらませんでしたが、代わりにエナガの混群が目の前を通り過ぎて行ってくれて、思わぬ収穫がありました。

2007.01.29 kikuitadaki001.jpg

《キクイタダキ》
日本で一番小さな鳥のひとつ、キクイタダキです。(松葉と比較していただくと大きさがわかるでしょうか?)
とても動きが早く、込み入った針葉樹の中を飛びまわっているのでなかなか撮影するのが難しいのですが、今回は頭のてっぺんにつけた“菊”までバッチリ写す事ができました。
思わぬ拾い物で、とってもラッキー!!な1日になりました。
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2007年02月12日

カケスご一行様

このブログでいつも書いていることですが、今年は本当にたくさんのカケスがエサ台にやってきています。

2007.02.09 kakesu001.jpg

特に1月以降は数が増えて、上の写真では5羽一緒に写っていますが、多い時は1度に10羽きたことも。全体では10数羽いると思います。
体が大きく、けんかをしながら食べているので、カケスがたくさん来ているときには他の小鳥たちが落ち着いて食べれなく、可哀想なくらいです。

ただ、そんなカケスたちがぴたっと来なくなる時があります。
そんな時は、だいたいの場合、どこか遠いところからタカの仲間が獲物はいないかと探して高いところの木の枝にとまっています。
先日も、カケスがまったく来ないのでおかしいと思ったら、向かいの山の木にノスリがとまっていました。しかも、そのノスリまでも距離は200メートルはゆうにあると思います。
自然に生きる鳥たちの感覚の鋭さにはいつも感心してしまいます。

そして、今日、もうひとつすごいとおもう出来事が!
最近、向かいの山の高いところにノスリがよくとまっており、そのたびにカケスは来なくなるのですが、他の小鳥たちは一向に気にしません。
しかし、今日はヤマガラやカワラヒワといった小鳥までまったく出てこなくなってしまったのでおかしいと思ったら、山の上にとまっていたのがオオタカでした。
私たちの目では白い点としか見えない鳥を、ヤマガラなどの小鳥たちはえさを食べながらしっかり見つけ、しかも識別をしているのです!!
鳥たちがタカの種類を見分けて反応することは知っていましたが、まさか200メートル以上先のタカまで識別しているなんて!! ほんとに驚きました。


2006.12.23 kakesu001.jpg

《カケス》
水浴び後に身震いしたところ、頭の羽を立てるとなんかとっても威厳があるように見えませんか?どうせならいつの立てていればいいのに・・・
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2007年02月24日

最近の鳥々

このところ野鳥に関する情報がありませんでした。言い訳をさせていただくと、この季節(1月から3月上旬にかけて)は野鳥の移動がほとんどないようで、いつもいる鳥たちが毎日元気に姿を見せてくれているといった状況だからです。
3月中旬頃から、鳥たちの動きの活発になってくるかと思います。

それでも、今週に入ってから数回、野鳥公園のつり橋の下でカワアイサを確認しています。今のところ池では見ていませんが、そのうち池にも入るかもしれません。

何か変わった鳥などが来た時には、ちゃんと報告したいと思います。

2007.02.19 enaga001.jpg

《エナガ》
「いつもいる鳥」のひとつ、この季節は大きな“混群”をつくって、林の中をえさを探して移動しています。
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2007年03月05日

シメが来ました

昨日は本当に暖かかったですね。
私は法要で野鳥公園をお休みしたのですが、地元のお寺にいる間中ミソサザイがさえずっていました。
明日、6日は啓蟄(けいちつ)、落ち葉の下などで越冬していた虫たちが目を覚ます頃ですが、今年はもうすでにかなりの虫が目覚めてしまってるのではないでしょうか?

野鳥公園でも、あまりの暖かさで鳥の移動が始まっているようで、カヤクグリやミソサザイの姿がほとんど見えなくなってきました。
冬鳥よりも漂鳥(国内を季節で移動する鳥)のほうが先に移動を開始するようで、冬鳥は今のところ大きな変化は見えません。

いなくなった鳥はいませんが、今朝、シメがこの冬初めてエサ台に着ました。
毎年冬の終わりから4月いっぱいくらいまでエサ台に来るので、今年もしばらくはいてくれると思います。

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2007年03月11日

ウグイスの初鳴き

昨日の朝、野鳥公園内でウグイスの初鳴きを聞きました。
初鳴きといってもまだまだ練習中のようで「ホー、ホキョンッ」といった程度で、さえずりというよりもぐぜりといったほうがいいかもしれませんが。
今年は暖冬の影響で、いろいろなものが普段より早く観測されていますが、野鳥公園周辺のウグイスに関しては例年どおりのようです。
そういえば、例年だとそろそろこの付近にもイワツバメがやってくる頃。
鳥の世界にもそろそろ春がやってきますね!
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2007年03月23日

ヤマセミ?

先日、野鳥公園が休園日の日に、エサ台にエサをまきに来たのですが、その帰り、つり橋を歩いていたら向かいの山の高いところを真っ白い鳥が飛んでいくのが見えました。
かなり距離があったので絶対とはいえませんが、大きさもちょうどハトくらい、たぶんヤマセミで間違いないと思います。

残念ながら野鳥公園とは反対の方角に飛んでいってしまい、今のところ池には入ってくる気配はありませんが、久しぶりに野鳥公園周辺で確認できて一安心。
普段と違ってかなり高いところを山沿いに飛んでいましたが、この季節は営巣場所を探すのか、毎年見られる光景、できれば野鳥公園周辺にいい場所を見つけてくれるとありがたいのですが、何かしら変化があったらここで報告します。
この春は皆さんにいい報告が出来るといいのですが・・・。

2007.03.23 yamasemi001.jpg

《ヤマセミ♂》
今の固体とは違いますが、池に来たヤマセミの写真。今年も早くこの池で観察&撮影したいですね!!
posted by 生態邑スタッフ at 09:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

初飛来!!

今日、10時10分、オシドリ池にヤマセミが飛来しました!
待ちに待った今年の初飛来です!!

2007.03.25 yamasemi001.jpg

《ヤマセミ♂》
胸元の赤い模様がはっきりしていてきれいな固体でした。

約1時間いて、小魚を1匹食べていきました。
オスが1匹だけだったので、つがいの相手がいるのか気になるところではありますが、何はともかく今年も元気な姿を見せてくれたことに感謝!
出来ることなら今度はメスもつれてきてくれると、いうことナシなのですが。

ここにいついてくれることを祈りつつ、とりあえず報告まで!
posted by 生態邑スタッフ at 14:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする