
ブログの最初の話題は、やっぱりこの鳥ですね。
ここ南アルプス邑(ムラ)野鳥公園で、一番有名な鳥といえば”ヤマセミ”
以外にありません。実際に、バードウォッチングで来られる方のほとんどが、ヤマセミに一目逢いたいという方です。
白黒の鹿の子模様と頭につけた立派な冠羽、そしてダイナミックなハンティングを見てしまうと、この鳥の虜になってしまうことでしょう。
今朝もこの鳥に見せられた方が数名、朝から観察小屋でがんばってます。そして、今日は大サービス、2回も姿を現してくれています。皆さん朝からニコニコ顔です。
ところで、皆さんが一番気になるのが最近のヤマセミの来方だと思います。
ここ数年、公園の近くに営巣できるところが無い様で、春から初夏にかけては、公園周辺ではほとんど姿が見えません。今年は例年より遅く、9月中ごろになってやっと来てくれるようになりました。最初はメスが2羽来ていましたが、最近は1羽、だいたい2日に1回くらいのペースで姿を現してくれています。もともと縄張り意識が相当強い鳥ですので、ひとつの縄張りにはオスメス1羽ずつしかすめません。ですから、これでオスが来てくれる様になったら最高なのですが・・・。
今年も、ヤマセミの止まり木の後ろのヌルデが紅葉し始めて、紅葉の中のヤマセミが今朝も写せたようです。今年の紅葉は遅め&色もそれほど期待できないかも?ですが、やっぱり紅葉とヤマセミは絵になりますからね。もみじとヤマセミ、今年こそは写したいな〜。