最近気温が高く最高気温が10℃以上の日が続いています。
日中活動するときに上着が要らないくらいです!
そんな中、ファミリーキャンプ「森からメープルシロップを採集しよう」を行いました。
コロナ対策を行いながら、最少人数での開催です。
暖かいとはいえ、葉もない森の中は静かです。
木に穴を開けると樹液がぽたぽた!

冬から春に向けて木が活動始めた証拠です。
早川町の特産品でもあるイタヤカエデの樹液です。
今回はイタヤカエデとウリハダカエデ、クルミから貴重な樹液を採集しました。
2リットルペットボトルいっぱい!
気持ちの良い青空の中、森から樹液を採集できました。
ただしこの樹液はまだまだ甘くありません・・・・
そもそも「なぜメープルシロップが甘いか?」ということを簡単に説明すると、
まず、木が体が完全に凍ってしまうのを防ぐために、体の中で糖をつくります。
暖かくなって、凍る心配がなくなってくると、
今度はその糖を葉を開くエネルギーにするため、
根っこから水分を吸い上げ、その水分に糖を溶かして全身にいきわたらせるのです。
その時に幹に穴を開けると、糖分が含まれた樹液が採集できるのです!
なので、採集した後はちゃんと木を消毒。
それから木の負担になり過ぎない量を取ります。
さて、この糖分が含まれた樹液。メープルウォーターをメープルシロップにするためには、
煮詰めて煮詰めて煮詰めないといけません!

羽釜でぐつぐつ
ぐつぐつしている横でパンを焼いて・・・

焼いたパンにメープルシロップを掛けて完成!
7リットルくらい採集できた樹液は120ccくらいに!
とっても貴重な樹液をくれた木々がまた芽を出す頃、また遊びに来てね!