2020年07月11日

ハチが守りたいもの


今日も元気なナベシです。

ここ数日は雨続きで、なかなか外に出て散策することもかないません。
今日は少し雨がやんでいたので、野鳥公園の中で何か面白いものはないか探してみました。

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僕は何でもひっくり返して裏側を見る癖があるので、
P7110380.JPG
この看板の裏を覗いてみました。
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ドンピシャリ、アシナガバチの巣が見つかりました。
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ちょっと失敬して、ひっくり返させていただきます。
このハチはムモンホソアシナガバチといいます。野鳥公園付近ではよく見かけるアシナガバチです。
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画面中央にいるのは女王バチ、その周りに3匹の働きバチがいます。
いきなり天地がひっくり返り明るくなったので、辺りを警戒しているようです。
まだ巣が大きくなる前段階なので、働きバチも数が少ないですが、順調に大きくなれば100匹近くにもなり、攻撃性も増します。
僕もハチやハチの巣に近づくことはある程度慣れていますが、油断していると刺されるので慎重に観察しています。
皆さんは絶対に真似をしないでくださいね。

彼女たちが攻撃的になるのは巣の中の幼虫を守るためです。
P7110372.JPG
この幼虫たちは、チョウの幼虫のような脚はありません。そのため、巣に何かあっても逃げることすらできない、非常に弱い存在なのです。
それを守り、自分たちの子孫を残すために彼女たちも必死で巣を防衛します。まあそのせいで何もしてないのに(彼女たちからすれば自衛の為なのでしょうが)刺されるのは勘弁です・・・でも、理由を知れば仕組みが分かり、仕組みが分かれば興味が湧きますよね。

この巣のように、社会性のハチたちはそろそろ働きバチが増え始めています。
人が多く利用する場所であれば駆除も已む無しですが、もし危険のないような場所で営巣している場合はそっと見守ってあげてみてはいかがでしょうか。皆さんの知らないハチの魅力に気づけるかもしれませんよ。


ナベシ


posted by 生態邑スタッフ at 14:40| 山梨 ☁| Comment(0) | むし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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