2018年10月22日

「野生動物ツアーニホンジカに迫る!」実施しました!

こんにちは!わくわくちゃんです。
10月20日〜21日に野生動物ツアー「ニホンジカに迫る」が実施されました。
P1010620.JPG
ニホンジカを20年以上研究している、大西(フィーヨー)がガイド!基礎から楽しく解説していきます♪
秋はシカの恋の季節。どんなオスがモテるの??など、研究データを基にした興味深い話も・・・!

P1010633.JPG
まずは実際に森へ行き、シカの目線になって痕跡さがし!

P1010647.JPG
さっそく樹皮がはげた枝を発見!
これは発情期のオスジカが、角で枝をこすった、角とぎ跡のようです。

P1010656.JPG
シカの気持ちになって真似してみましたが、なかなか樹皮が剥がれません。
この樹皮を剥がしたシカは、すごい力で角をこすりつけていたようです!
P1010670.JPG
その他にも、ドライワローイングといって体をこすりつけた跡や、オスの尿の匂いがまだ残っているところも!
繁殖期の興奮したオスが、来ていることが分かりました。

夕方には、場所を変えてさらに森の奥へと・・・。
PA210157.JPG
日が暮れるにつれて「フィーーーヨーーーー」という声が聞こえ始めます。
これは発情したオスの、縄張り宣言や雌へのアピールの声。

この声を聞きながら、研究者の視点で調査体験!
わくわくちゃんと二手に分かれ、声の聞こえた方向を2地点から記録し、どこで鳴いていたのかを調べます。

そして、調査結果!
声データ総合.jpg
同時刻に聞こえた声の方向に線を引き、2地点からの線の交点がシカの位置どこで鳴いていたかを調べます。
Fは「フィーヨー」(数字は回数)、Hは「フーン」という声で、これも発情期のオスの声です。
おおよそ3地点で鳴いていたことが判りました!

そして、夕食後はナイトサファリ!
P1010716.JPG
車からライトを照らして夜のシカを探しに行きます。
「ここの茂みの中を良く照らしてみて!」フィーヨーのアドバイス通りに照らしてみると…。

P1010708.JPG
いた!
りっばなオスジカが座っていました。
他のオスを追い払うような行動も観察できました!
その他にもメスの家族集団や、テンなどの生きものにも出会えました♪

2日目は、前日のデータをもとに山の上へシカを探しに行きます。
P1010744.JPG
雲一つ無い快晴で、南アルプスも見えました!
P1010772.JPG
森に入ると、オスジカの新しい痕跡が。さっきまでここにいたみたいだ・・・!
オスジカ独特のとても酸っぱいにおいが辺りに広がっています。

P1010795.JPG
少しずつ少しずつシカの痕跡を辿ってきます。時折オスジカの声も!
息を潜めてシカとの距離を詰めていきます。

森の中にはその他にも、木の根のすき間にアカネズミのお食事処や・・・。
P1010790.JPG
ブランコになる程のフジのツタ。
P1010813.JPG
こんなに大きなトチノキも!
P1010818.JPG

時間になってしまい、シカに出会うことがはできませんでしたが、メスや他のオスを追いかけて走った足跡や、今さっきまでここにいたと判るほど新鮮な痕跡だらけでした。
この場所はなわばりを作るオスジカにとってとても重要な場所なようです。

繁殖期のニホンジカを深く追求した濃い2日間になりました!
参加していただいた方、ありがとうございました。
また、一緒に生き物に深く迫っていきましょう♪
posted by 生態邑スタッフ at 12:02| Comment(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]