2018年06月15日

野鳥調査報告6月

こんにちは、テツです。
野鳥調査6月期のご報告です。

今回はあちこちで幼鳥たちの姿を見ることが出来ましたよ!

野鳥公園では、カラ類やエナガなどの幼鳥や家族群れに出会いました。
それに伴って、2回目繁殖へ向けてかシジュウカラなどのさえずりも再び聞こえるようになってきました。
夏鳥たちは、キビタキとセンダイムシクイがよく鳴いていました。彼らも次の繁殖に向けて活動を始めつつあるようです。
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(遠かったので確認程度ですが、キビタキ♂Ficedula narcissina)

河原では、セキレイ類の幼鳥があちこちで確認できました。
幼鳥同士でじゃれ合ったり、まだ親鳥に甘えようとする様子などが観察でき、とても楽しいです。
オオルリやイカルも良く鳴いていましたよ。
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(親鳥の後をついて歩くセグロセキレイ幼鳥Motacilla grandis:左)


林道では、キビタキ・オオルリがよく鳴いていました。センダイムシクイは、家族群れで行動する様子も確認できましたよ。
一方、エナガは幼鳥たちだけで行動しているのを確認しました。もう親離れして自分たちの力だけ生きていくのですね。カラ類やメジロなどと行動を共にしていることもありますよ。
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(じゃれあうエナガ幼鳥Aegithalos caudatus)


畑周辺では、ツバメの幼鳥たちが飛んでいます。まだ親のように飛ぶのが上手くないので、人の目線ぐらい低いところを飛んでいたり、飛んでもすぐに電線などで休憩していました。
同じころに渡来しているヘルシー美里のイワツバメたちももうすぐ巣立ちを迎えることでしょう。
他にもカワラヒワなどが家族群れで行動していました。
また、ツバメやイワツバメに混じってアマツバメもよく飛んでいました。ツバメ類の群れが飛んでいるのを見かけたら、是非チェックしてみてください。
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(電線で羽繕いをしていたツバメ幼鳥Hirundo rustica)


幼鳥たちが次々に巣立ちを迎え、森が賑やかになってきました。
まだ子どもの彼らは親のようにさえずるわけではないので声は小さいですが、互いに会話している地鳴きの声をよく出しているので、微かな鳴き声にも注意してみてくださいね!

今回、確認した種 ※は声のみの確認
キジバト、※アオバト、アオサギ、アマツバメ、イカルチドリ、※アカショウビン、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、※ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、カワガラス、トラツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、※ガビチョウ
posted by 生態邑スタッフ at 16:54| Comment(2) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テツさん、こんにちは。

先日登山の帰り、偶然にもお会いできてうれしかったです!やっぱりテツさんの情報量は半端ないと感心しました!!

早川のツバメの幼鳥さん、大人になってまた帰ってきて欲しいですね。

実は職場の使い古しのツバメの巣に、時期から少し遅れて産卵したカップルがいました。その子たちはすごく未成熟な感じです。実は、親の
羽根を観ると・・・福島の原発があった時に、渡りをする際に放射能を浴びていないか?と言うことが言われていた子たちです。その時、飛来した子たちが風切り羽に白い斑点模様をしていて心配になったのを覚えています。この三年見かけなかったのですが、今回のカップルはその斑点があるのです!あの時の子たちが戻ってきたとしたらすごく嬉しいです!!!
だって、放射能に関係なく元気に命を繋いでいるってことですから!

テツさんは、この個体をどう思いますか?
・・・、でも、羽化した子供たちは確かに未発達で、羽毛の量も少ないみたいなのです・・・。

私の働く施設の姉妹施設が、今年の夏、原発事故から再開するのですが、やはりツバメやいきものの注視は必須のようです。

私は考えます!生きるってそんなに軟じゃないと。本当の意味での生命の力に感嘆しています。

特に鳥類って、他の生命に比べて強固な感じがしますよね。生き延びる力がすごいって感じます!!少なくてもカエルよりは!(笑)
Posted by かえるのエルタ at 2018年06月16日 10:02
かえるのエルタさん

いつもコメントありがとうございます。

鳥であれば、羽に異常があっても換羽をすれば普通は元通りになります。
それでも異常が残る場合は先天的なものか、健康異常となりますが
放射能の影響による症例が少ないので正直何とも・・・

現時点では単純な未発達(育雛が上手くいっていない)と言えなくもないので、
その後の成長の様子次第での判断になるかと思います。
もしある程度成長した後にも多くの個体で発達異常が見られれば親から遺伝したと捉えても差し支えないと思います。

鳥類は華奢なイメージがあると思いますが、果てしない距離を移動し、それぞれの環境に適応して生きている生物です。
僕もエルタさんと同意見で見た目以上にずっと強靭だと思います。
Posted by テツ at 2018年08月10日 20:22
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