2018年05月17日

シジュウカラ新聞Lと自然情報

こんにちは!よっしーです。

16日の朝、いつものようにシジュウカラの巣箱の映像を確認しに行くと・・・・なんと1羽もいなくなっていました。
IMG_20180516_171529.jpg

巣立ちにはまだ早いので、「もしかすると・・・」と考えながら巣箱内を撮影していた録画データを確認してみました。
すると、こんな映像が

IMG_20180516_171634.jpg
なんと巣箱の中にヘビが!木登りが得意なアオダイショウというヘビです。そして、恐れていた通り、巣箱の中のヒナを食べていました。
さらには途中からもう1匹のアオダイショウも入ってきて、ヘビ同士で追い出しあったりもしていました。

このシジュウカラの巣箱がある木にはテンやヘビが登らないように返しを付けていました。
そのため、もしかすると樹上の枝を伝って巣箱のある木に来たのかもしれません。
今後は巣箱の場所を変えるなどして対策したいと考えています。

また、今回アオダイショウが侵入したのは夜でした。
シジュウカラの親はヒナが生まれると巣箱の外で眠るので、幸いにも親鳥は食べられなかったようです。
今回は残念な結果になってしまいましたが、小鳥は1シーズンに2回3回と繁殖することが知られています。
そのため、運良く生き延びることが出来た「シジュ」と「カラ」が、別の巣で子育てしてくれることを祈るばかりです。


ちなみに小鳥類が無事に巣立つまでの成功率はかなり低く、シジュウカラでは約50〜60%と言われています。
実は小鳥の子育てが成功することはかなり幸運なことなのです。
日々、色々な生きものに自分やヒナが狙われる中での子育て、私たち人間に見つからないように動くことにもうなずけますね。

しかし、アオダイショウにとっても生きるためには食べなくてはなりません。
自分の命を繋ぐために必死に獲物を探して木に登ったことでしょう。
そして、このアオダイショウも時には猛禽類や獣に襲われ捕食されることもあります。
「食べて、食べられて」こうして命は次に繋がっていくのですね。
生態系のサイクルの中で起きている一瞬の出来事を垣間見ることのできる映像でした。



また、嬉しいこともありました!
前にオシドリ池に産んだアズマヒキガエルの卵から生まれたオタマジャクシは順調にカエルへ成長し、池から上陸しています。
IMG_20180516_174351.jpg
オシドリ池で生まれたたくさんの命は、厳しい自然の中で大きく成長していくことでしょう。
園路を歩いている個体もいますので、野鳥公園を散策する際は足元にお気を付けください。
posted by 生態邑スタッフ at 16:52| Comment(2) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よっしーさん、わくちゃ〜ん、たぬさん、はぎさん、こんにちは。

そうですか・・・残念でしたがこれも『生きる』と言うことですね。
ヘビさんも8羽の命を無駄にすることなく、次の世代に命を繋げていくことでしょう!

食べたものは一度分解されて再合成され、食べたものの一部になっていきます。そのことで新たな命の繋ぎになるのですから。8羽のシジュウカラは新たな命に繋がったわけです。そしてアオダイショウさんが生きて次の命をはぐくむことでまた、他の命も育っていくと言う多様性の大切さを身に染みて感じます。

ただ心配なのはこのことを子供たち(特に「シジュ」「カラ」と名付けてくれた子たち)がどう受け止めてくれるかですね。

でもきっと、『みなみアルプス野鳥公園』の素敵なスタッフ皆さんだったらうまく伝えて下さると思っています。

動物だけでなく、日頃食べているお野菜やお米も生きているからこそ私たちは命として取り込むことが出来ているので、粗末にしないで『頂きます!』したいですね。

シジュウカラ新聞、ありがとうございました。
その後の『シジュ』と『カラ』の報告も出来たらお願いします♪

Posted by かえるのエルタ at 2018年05月19日 11:50
かえるのエルタさん

このアオダイショウには元気に生き延びてほしいですね。
食べる、食べられるは当たり前のことなので、私たちもいつもどこまで関与するかは考えさせられます。

シジュとカラはどこに行ったのかはまだ分りませんが、もしかしたら別の場所で巣作りを始めているかもしれません。
同じ個体かは分かりませんが、すでに管理棟付近で巣材を運ぶシジュウカラが見られているようです!
子供たちが次来たとき、一緒にシジュとカラがとこにいったのか探しに行きたいと考えています。

見付かり次第、またブログで報告します!
Posted by わくわくちゃん at 2018年05月19日 19:55
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