2015年03月12日

枯れ松伐採!となりの木のムササビは…

こんにちはー!みきおです。

今日は、昨日のブログで予告させていただきましたが、
町の森林組合さんが、倒木の危険がある枯れ松を伐採しにやってきてくれました!

IMG_0400.JPG
さすがプロ!
その作業の早いことといったら!

そして、枯れたアカマツはムササビ親子の巣箱の真横にもあるのです。
木に振動が伝わったりすると、ムササビが驚いて飛び出してしまう可能性もあるので、
伐採した木が倒れるときに、なるべく巣箱の木の枝に当たらないように
森林組合さんが配慮してくださいました。

それでも、建物があったりで倒せる方向が限られているので、
多少は巣箱の木の枝に当たってしまいますし、
なにより倒れるときの大きな音と振動はきっと巣箱内にも響き、
ムササビ親子もびっくりするはずです。


森林組合さんが慎重に作業をする間、私はモニターでムササビの巣箱内の様子を伺います。
ムササビが驚いて飛び出してしまうこともあるかもしれません。

大きなチェンソーの音と共に、木が倒れていきます・・・。
バキバキバキッ!と大きな音が響きます。

巣箱の中のムササビの様子は・・・、
お母さんは起きて頭をあげて、ピン、と耳を立ててじっとしていました。
きっと、危険を察知するために音を聞き、すぐ巣箱から飛びだせる体制に入ったのでしょう。

ですが、その後大きな音がなかったので安心したのか、また眠りについてくれました。
よかったよかった。

そしてシロさんはというと、
なんと、起きる気配は一向になく、お母さんの隣ですやすやと眠っていました(笑)
気づいていないのか、気にしていないのか…。
シロは、雷の音を怖がったり、
お出かけの様子を観察していると怖がって巣箱に戻ってしまったりと、
とても臆病な様子をよく目にするので、おそらく気づいていなかったのだと思いますが。
いい夢を見ていたのでしょうね。

IMG_0404.JPG
寝始めたお母さん(左)とシロ(右)

とは言っても、巣箱の回りで足音がしたり、木に振動を感じたりすると、
彼らは危険を感じて起きてしまいますから、巣箱の回りには近づかないであげてくださいね。



そして、伐採作業は明日まで続くことになりました。
明日も園内に騒音が響きます。来園をご検討中の方、ご理解とご協力をお願いします。


posted by 生態邑スタッフ at 14:54| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
みきおさん、こんばんは!

そしてシロと母ちゃん、冬を無事乗りきれたようでうれしいです!みきおさん、私が一番見たかった写真をありがとうございます!!!

でも・・・・・、シロはまだ母ちゃんと暮らす甘えんぼうさん・・・・。いつになったらひとりだちすることやら・・・ですね。

それにしても、伐採作業の横ですやすやと寝ているとはおそれいりました(笑)本当にシロは
可愛いね♪

月刊誌「Birder」。掲載されたフィーヨー所長さんの<個体識別のおすすめ>は、本当にその通りだと思います。同じ種のいきものでも”個”で追跡していくと、会話こそないけれど情がわいてきて愛おしくなるものです。

ところで。私がシロをムササビの子として見ているより”シロ”と言う個として可愛く思ってみているように、シロも私を人としてではなく”個”で見ていてくれるならすごくうれしいな。

テツさんも以前おっしゃっていましたが、鳥も獣も見慣れてくると「あっ、また来た!こいつ。」と結構わかっているものだと。

イルカなど海の海獣たちもこちらの認識・判別ができるから、こちらがイルカウォッチしているつもりがいつの間にかこちらがウォッチされていたり・・・・!

種としてその子を知る努力をし、好きなもの、嫌いなこと、食事のこと、縄張りのこと・・・etcを理解する。更に”個”としてその子に愛情や友情を感じることが出来たならすてきだなと思います。

シロとの出会いが私にとってかけがえのないものになりましたし、シロの成長を観察する中で出会った人やいきものたちのつながりを感謝の気持ちで日々感じています。

これも、みきおさんはじめ、野鳥公園やヘルシー美里のスタッフ、早川にお住いの方々のおかげです。特に、シロの存在を初めて知ったのはみきおさんのブログがきっかけでした。

本当にありがとうございました。

これからもシロと母ちゃんのこと、程よい距離を置きながら見守っていきたいと思っています。

色々、教えてくださいね。よろしくお願い致します♪
Posted by かえるのエルタ at 2015年03月13日 19:14
かえるのエルタさま

コメントありがとうございます。

ムササビが私たちを認識してくれていたとしたら嬉しいですね♪
出巣後、木を登っていく時に、木の後ろに隠れないようになってきたので、
少しは人間に見られることには慣れてくれているのかもしれません。
怖がられていることには変わりないのですが(笑)


私も、あのムササビ親子を観察してきて、
たくさんのことを教えてもらいました。

ムササビはどんな生きものなのか、
その中でも、この親子はどんな生き方をしているのか…。

一般論だと、7か月前にはもう親離れしているはずのシロ。
でもいつまでもお母さんと一緒。これもこの親子の個性なのだと思います。
ただ、それは気まぐれや愛情だけではなく、上手く生きるための理由が必ずあるはずです。
ムササビがその理由を教えてくれたらいいのですが、お話しすることはできないので、
これからも観察を続けて、このムササビたちがどんな生き方をしていくのか、見守り続けたいと思います。

そしてシロちゃん、そろそろ巣立ちを余儀なくされる出来事が…!
詳しくはまたブログで更新しますね♪
Posted by みきお at 2015年04月01日 14:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック