2013年03月27日

【ツアー報告】ワイルドライフツアー アニマルウォッチングに挑戦

こんにちは。ほっしゃんです。

3月15〜17日に開催した
「ワイルドライフツアー アニマルウォッチングに挑戦」
の報告をさせていただきます!

今回は、当ツアーの全日程に参加いただいた方、
全員一致で「リスが好き!」とのことだったので、
予定を若干変更させながらの催行となりました。

まず、皆様あつまったところで、自己紹介や概要の案内です。
P3150002s.JPG

そして、早々に話を切り上げて、さっそく野外に出発!

手はじめに、夜に行動する空飛ぶリス「ムササビ」が出入りする巣箱に向かいます。
昼間、樹洞や巣箱などのねぐらで寝るムササビ。この巣箱もねぐらとして使われます。
カメラが設置してある巣箱のため、中を確認することができますが...
今日は寝に来ているかな?

道中、ムササビが松ぼっくりを食べた痕(森のエビフライ)を発見!
P3150010s.JPG
少し古いものだけれど、この辺りを頻繁に使っているということは間違いない。

さて、今日はいるかな?
いれば、様子を伺いに顔を出すかもしれません。
P3150015s.JPG

いない様子。慎重に近づき、カメラの映像をモニターで確認します。
P3150024s.JPG
姿は確認できませんでしたが、新しい巣材は確認できました。

どうやら、今日は来ていませんが、たまに来て使っている様子です。
オスは、一つの場所にあまり執着しずに、いくつかのねぐらを使うことも多く、
どうも、この巣箱に来るムササビもオスの可能性が高いと思われます。

夕方からのムササビ観察は、別の場所に行こう!


次は、野鳥公園に移動して
動物たちの痕跡探しと、自動撮影カメラの設置に挑戦です!
自動撮影カメラを使用すれば、間接的に、動物たちの姿や生活を観察することができます。

痕跡から動物たちの行動を想像し、見事、
動物たちの姿を撮影できるでしょうか。

まずは自動撮影カメラの使い方の確認から。
P3150030s.JPG

続いて、森の中で痕跡を探します。
P3150035s.JPG
みつけた痕跡から、動物の行動を想像し、
各々、カメラを設置する場所を考えて設置していきます。
P3150038s.JPG
(リスの撮影に挑戦!視点は低くリスに合わせて。石の上に来る瞬間を狙います。)

そして、2日後。
ツアー最終日に回収し、自動撮影カメラで撮影できた写真がこちら。
カメラ咲子様.JPG

別のカメラ。
こちらは、貴重な瞬間の撮影に成功しました。
MDGC0002ss.jpg
(1枚目。赤線と赤丸に注目。赤線より下に、赤丸の部分だけ、葉っぱが下に飛び出しています。)

MDGC0003ss.jpg
(2枚目。1枚目の写真、赤丸内の葉っぱが食べられました。赤線より下に葉っぱはありません。)

シカが多い場所では、シカの口が届く場所の枝葉が、払われたようになくなり、
枝葉のある高さが揃います(ディアライン)。
まさに、ディアラインができた瞬間を自動撮影カメラが捕らえました!

上の写真を撮影したカメラを含め、
設置していただいたカメラは現在も稼働中です。
今後も、どのような映像が撮れるか楽しみです♪


さて、自動撮影カメラを設置した後は、
いよいよ、ムササビの観察に向かいます。

ムササビは、夜に行動するリスの仲間。
日の入り頃に目を覚まし、その後約30分程で外に出て活動することがわかっています。
今回の観察は、ムササビが目を覚まして、外に出るまでの間を狙い、
ムササビが樹洞から顔を出すのを待ち伏せます。
P3150045s.JPG
しかし、目的地に到着した直後、近くで大きな物音!
ムササビもその音に驚いたのか、
外も明るいのに、樹洞から顔を出して、辺りを確認。
ここのムササビは、とっても神経質な性格のようです。

その数分後、落ち着いたようで、ムササビも樹洞の中に姿を消しました。
このムササビには気の毒でしたが...さっそく、ムササビの姿を観察できました。

さて、その後は予定通り、ムササビが樹洞から顔を見せる瞬間を皆で待ちます。
P3150057s.JPG

すると、狙ったように日没30分後、ムササビが樹洞から顔を見せました。
2012.2.25ムササビ早川集落s.jpg
(今回撮影した写真ではありませんが...)

こちらを伺うように、じっとこちらをみつめます。
そして、しばらくすると樹洞に姿を消し、その後また顔を出します。

どうも、観ている間は樹洞から出ない様子。
あまり邪魔をしても可愛そうなので、ボチボチ退散です。


ヘルシー美里に帰ると、夕食、そして懇親会。
リス談義を中心に、大いに盛り上がりました♪

そして、さらにその後もヘルシー美里の裏にムササビを探しに。
すると、ムササビの声が聞こえます♪
声を頼りに姿を探すも、残念ながら見つからず。。

1日目から大充実のアニマルウォッチングです!!


続いて2日目。
朝からリス類さがしへ。
まずは、昨夜に引き続き、夜にムササビを探すため、痕跡を追います。
P3160093s.JPG

と、その最中に、後ろで物音。
その物音の主は、ニホンリスです!!
IMG_0030s.JPG
(今回撮影した写真ではありません。。)

リス大好きの皆様、大興奮!しかし、冷静に観察します。
P3160095s.JPG
こちらを少し気にしながらも、辺りの木にのぼったり、地面に降りたりを数回繰り返す。
どうも、この辺りに執着している様子です。
P1010170s.JPG
しばらくすると、こちらを嫌ったようで、姿を消しましたが、
その後、この場に自動撮影カメラを設置しました。現在も稼働中です。

続いて、コウモリが冬眠する洞窟に向かいます。
P3160192s.JPG
洞窟に入る前に、コウモリや洞窟についての解説、注意事項を聞きます。
とてもデリケートな彼らを観察するには、こちらも十分に配慮して、
慎重に行動する必要があります。

P1010053s.JPG
そして出発!洞窟の中へは、身を軽くして、少人数で入ります。

IMG_6720s.JPG
(冬眠中のキクガシラコウモリとコキクガシラコウモリ)

P3160200s.JPG
洞窟の暗闇から、外の明るい世界へ。

P3160218s.JPG
コウモリを観た後、詳しい解説を聞きます。

P3160219s.JPG
質問も飛び交います。
P3160222s.JPG
コウモリの冬眠する希少な洞窟での貴重な体験。
とても有意義な観察になりました。


午後からは、途中参加のご家族が合流です!
P3160237s.JPG

林道を歩いて動物を探します。
P3160241s.JPG

P1010118s.JPG

道中、痕跡もたくさん見つけます。
P3160245s.JPG

橋の端には、カモシカが通ったような足跡がありました。
P3160277s.JPG

足跡が乱れている場所を発見。そこの箇所は、青草がありました。
どう歩いたか、なぜ、そう歩いたか、話は弾みます。
P3160286s.JPG

そして、またしばらく動物を探しつつ進むと...

カモシカ発見!!
カモシカ発見!.JPG

この林道では、2個体のカモシカと出逢うことができました。
それぞれ、顔つきも模様もまったく違います。
P3162232s.JPG

P3162236s.JPG
1個体は、こちらが林道を進むなか、道の脇の崖の上にいたものを発見。
2個体目は、こちらが休憩で立ち止まっている間、どこからか移動してきた個体を発見。
それぞれ、異なる方法での出逢いとなりました。


夜は、車に乗り込んで、ライトを使った動物探しに出かけます。
助手席からサーチライト、後部座席からは強めの懐中電灯で照らします。
大人も子どもも、参加者全員、目を皿のようにして、動物を探します。

発見!遠くの動物は、望遠鏡を使って観察します。
P1010135s.JPG

近くの動物は、車の中からじっくり観察します。
P1010141s.JPG
テンや、シカの親子、オスジカやメスジカそれぞれの群れなど、
たくさんの動物に出逢えたナイトツアーでした。


ヘルシー美里に帰った後も、希望者でムササビ探しに出かけます。
残念ながら、見つけることはかないませんでしたが。

2日目もこれにて終了。
残すところ1日です。

さて、3日目。最終日。
朝からリスを探しに出発!

その後はヘルシー美里に戻って、自動撮影カメラの撮影結果の確認です。
P1010173s.JPG

ディアラインのできる瞬間など、撮影されていた内容に歓声が起こります。
最後のさいごまで、盛り上がりました!

3日間で、動物たちに合わせた観察をおこない、
ムササビ、ニホンリス、テン、ニホンジカ、ニホンカモシカ、
キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリなど、多くの動物に出逢うことができました。

集合写真リスものまね.JPG
(リスのものまねをしながら集合写真)

アニマルウォッチング三昧の3日間。お疲れ様でした。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

また皆様にお会いできる日を、楽しみにしております。

byほっしゃん
posted by 生態邑スタッフ at 20:11| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日は、夫婦でお世話になりました。
コーヒーごちそうさまでした。
今度伺う時は、ぜひヤマセミを観たいです。
ブログの更新楽しみにしています。
Posted by YAMA at 2013年03月30日 03:39
YAMA様

コメントありがとうございます。
ご来園ありがとうございました!
今後ともヤマセミの飛来情報を含め、
自然情報をお知らせしていきます。

またのご来園をお待ちしております!
Posted by ほっしゃん at 2013年04月01日 23:24
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