先日、休日を利用して関東某所にて行われた鳥類標識調査に参加してきました。
この調査は環境省から学術調査の許可を得て、山科鳥類研究所の調査として実施されました。
捕獲法はヨシ原にかすみ網を張り、足環をつけ、計測をして放鳥します。
渡り鳥の渡りの経路や越冬地利用状況などを調査目的としています。
捕獲される主な鳥はアオジ、カシラダカ、ウグイス、他には、ベニマシコ、モズ、シメ、ホオジロ、ジョウビタキ、などが記録されました。
私はこの調査は今回で3回目の参加になりますが、楽しみの大部分を占めるのはやはり野鳥を手にとれる、と言うことですね。普段なら双眼鏡やプロミナで遠くからそっと見ている対象物を手にとってじっくり見てみる。そうするとあれやこれやの発見がたくさん!
オス、メスで同じ色だと思っていた鳥も微妙な違いをはっきり見ることが出来たり、頭の羽を掻き分けてみると若い固体の頭骨はまだちゃんと形成されていない、と言うことも確認することが出来たり、と貴重な体験が出来るので、個人的になるべく参加したい調査のひとつなのです。
(ベニマシコ メス)
そしてこの標識調査は世界的にあらゆる場所で行われています。それによって、ツバメはなんと2000km以上も渡りをしていることがわかったり、コアホウドリの33年という長寿記録も報告されています。
こんな調査結果から鳥たちは国境をまたぎ、生活をしています。自然環境保護・保全も世界的スケールで考えなければいけないのだなあ、と実感します。そして、自分が手に取って足環をつけた鳥たちがどこか遠い場所で記録されたらいいなあ、と彼らに思いを馳せてしまいます。
1年中家の近くにいるスズメも実は「渡り」をしているのでは?!なんて説もありますので、皆さんもどういう風に移動しながら、生活しているのか、を考えながら野鳥観察をするのも楽しいと思いますよ。
by やっしー
【冬鳥情報】※野鳥公園周辺で今年初めて観察された日、種名、場所
11月16日 ルリビタキ 野鳥公園
ツグミ 中洲
18日 ウソ 大原野
シロハラ 野鳥公園
20日 アオシギ 塩島
24日 シメ 野鳥公園
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