三連休も今日で終わりですが、みなさまいかがお過ごしですか。ナベシです。
情勢を鑑み、外出を控えられた方も多いのではないでしょうか。
そんな方々も楽しめるように、南アルプス生態邑の周辺で最近確認した鳥たちの情報をお知らせします。
※ナベシのカメラの腕には目を瞑っていただき、やさしい気持ちでご覧ください。
モズ♂とジョウビタキ♂
モズの行動を観察していた時に、颯爽と現れたジョウビタキ♂。ジョウビタキは縄張りに侵入する生きものは、人間であろうと積極的に追い出そうとするので、「ケンカが始まるか!?」と様子を見ていましたが、しばらくにらみ合い(?)をした後にお互い離れていきました。やはり無駄にエネルギーを消費したりケガをしたくはないようです。
カヤクグリ
茂みや岩場、軒下など身を隠せる障害物の多い場所をちょこちょこと動き回っているところをよく見かけます。
この写真は、植え込みや側溝に隠れながら食料を探している場面です。
クマタカ
早川町では、天気のいい日の午前中であればたいてい見ることができる鳥です。
写真ではかなり遠くにいるように見えますが、この距離でクマタカを見ることは「かなり近い距離で見えている」部類に入ります。
この個体はピーピー鳴きながら飛んでおり、親にエサをねだっているようでした。
アカウソ
お尻を向けていますが、なんとかアカウソと分かります。ナベシも初めて見ました。
ウツギの実を食べに数羽の群れでやって来ていました。
ルリビタキ メスタイプ
この子はヌルデの実を食べに来ていました。ルリビタキは年を経たオスは鮮やかな青色をしていますが、若いオスやメスは青色が薄く地味な色をしています。この個体も、若いオスかメスか微妙なところです。そういった個体のことをメスタイプと表現したりします。
このように、南アルプス生態邑では現在さまざまな野鳥を見ることができます。
明日の早川町は雪が降る予報なので、山の上の方にいる鳥がもっと降りてくるかもしれません。
今後も定期的に野鳥を紹介させていただきますので、続報をお楽しみに!