こんにちは、テツです。
1月期の野鳥調査のご報告です。
早川でも雪が降ってからは、野鳥たちの様子が変わってきました。
今まで山の上の方にいた鳥たちが見やすくなっていましたよ!
野鳥公園では、マヒワ、ウソ、シロハラなどが見やすくなっていました。
マヒワはハンノキやヤシャブシの種、ウソはウツギやバラ科の冬芽をついばんでいます。
お目当ての野鳥に合わせて木の近くで待つと出会えるかもしれません。
これはバードウォッチングの基本ですね!
他にもカラ類やキクイタダキ、カヤクグリ、キツツキ類、カケスなど

(群れで冬芽をついばんでいたウソ♀Pyrrhula pyrrhula)
河原では、カワラヒワやカシラダカたちがなかなかの大群になっていました。
先月までは小群(4〜8羽ぐらい)だったのに対して、20〜40羽ぐらいまで集まっています。
これもきっと雪の影響だと思われます。
カシラダカの群れにはミヤマホオジロも混ざっていましたよー
他、カワガラス、セキレイ類、ジョウビタキ、カルガモ、イカルチドリなど

(カシラダカの群れに混ざっていたミヤマホオジロ♂Emberiza elegans)
林道でもマヒワやアカウソに出会えました。
広範囲を移動する鳥たちなので同個体の可能性もありますが、町内あちこちで見るようになったので、
全体的に山から降りてきているものと思われます。
他にもルリビタキとジョウビタキはさかんにケンカしていました。
冬も深まり食べ物が減って縄張り争いが熾烈になっているのでしょうか。
他、ヒガラ、コガラ、キツツキ類、キクイタダキなど

(警戒中のルリビタキ♀タイプTarsiger cyanurus)
畑では、ジョウビタキ同志が激しくケンカしていました。
縄張り形成初期のように鳴き合って、時には追いかけ合ったり、取っ組み合いになったり・・・
冬を乗り切るために鳥たちも必死ですね。どっちもがんばれー
他、ツグミ、カシラダカ、ホオジロ、モズ、カワラヒワなど

(木に止まっていたツグミTurdus naumanni)
冬鳥たちの様子が変わって観察がまた一段と楽しくなってきました。
さらにシジュウカラやホオジロなどの留鳥たちは、さえずりも多く聞こえるようになってきています。
まだまだ冬本番ですが、生き物たちは少しずつ春に向かっているようです。
今回、確認した種
カルガモ、キジバト、イカルチドリ、アオシギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、カワガラス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ
posted by 生態邑スタッフ at 18:15| 山梨 |
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