こんにちは、テツです。
11月の野鳥調査のご報告です。
紅葉もだいぶ進み、冬鳥たちが続々とやってきています!
野鳥公園では、ルリビタキやジョウビタキが「ヒッヒッ」という縄張り宣言の声でよく鳴いています。
まだ渡来直後なので、時折さえずりも聞こえてきますよ。
先のブログでも紹介しているオシドリもまだ池にいてくれています。
オスのみのため、いずれ移動してしまうはずなので今が狙いめです!
園内の木々の葉も落ちてきて小鳥の観察がしやすくなってきましたので、
カラ類の混群もじっくり観察できるようになってきています。
他、ビンズイ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、エナガなど

(紅葉が映った池を泳ぐオシドリ♂Aix galericulata)
早川河原では、カワガラスが縄張り争いを始めています。
他の小鳥たちと違って冬から繁殖期に入るためですね、まもなく囀りも頻繁に聞こえるようになるでしょう。
河畔林では、カシラダカやホオジロが群れていたり、ビンズイがウロウロしていますよー
他、カワセミ、イカル、セキレイ類など

(カワガラスCinclus pallasii)
林道では、あちこちでルリビタキが鳴いていました。
おそらく同時に多くの個体が次々とやってきて縄張り形成に大忙し!という感じだと思われます。
例年通りなら、縄張りを獲得した数個体が冬の間、定着してくれることでしょう。
他、カラ類、エナガ、ゴジュウカラ、カヤクグリなど

(ルリビタキ♂Tarsiger cyanurus)
畑では、ジョウビタキとモズの声がよく響いています。
他にも茂みからはウグイスやカヤクグリの声がし、セイタカアワダチソウの群落からはベニマシコの声、草地ではホオジロやカシラダカと
耳を澄ますとたくさんの野鳥の声が聞こえるようになってきました!
こちらも草が減ってきたので、野鳥観察がしやすくなってきていますよー
他、カワラヒワ、ビンズイ、ウグイス、ニュウナイスズメなど

(セイタカアワダチソウの実を食べていたベニマシコ♀Uragus sibiricus)
さらにクマタカもよく飛んでくれるようになってきていますので、こちらもオススメです。
紅葉と野鳥がセットで見れるのも残りわずかの時期ですので、是非早川町へお越しください。
今回、確認した種
オシドリ、キジバト、トビ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、ガビチョウ
posted by 生態邑スタッフ at 17:28| 山梨 ☀|
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