こんにちは、テツです。
10月の野鳥調査のご報告です。
いよいよ冬鳥たちがやってきましたよー
冬鳥の1番手、ジョウビタキをあちこちで確認しました!
野鳥公園では、カラ類の混群があちこちで見られるようになっていました。
構成種にもコガラやゴジュウカラなどの季節移動してくるタイプが増えてきています。
また、ジョウビタキが盛んに「ヒッヒッ」という声で縄張り宣言をしています。
他にもオシドリ池では、カワセミやカルガモ、キセキレイなどを確認しました。

(カワセミAlcedo atthis)
河原では、ジョウビタキがあちこちでバトルをしていました。
まだ縄張り形成の初期なので、みんな良い縄張りを確保しようと必死ですね。
シジュウカラやホオジロなど、関係ない小鳥たちまで追いかけられる始末でした(笑)
他にはビンズイ、イカル、カワガラスなど。

(にらみ合うジョウビタキ♂Phoenicurus auroreus)
林道でもカラ類の混群やジョウビタキが見られました。
こちらのジョウビタキは、渡り途中のエゾビタキに突っかかっていましたよ。
また、カケスやヤマガラは一生懸命貯食行動をしていました。
今年はどんぐりの実りが多いように感じるので、それを狙っているようです。
木の幹の隙間や地面の落ち葉の下などに隠そうとする行動が観察できました。
これも秋ならではの行動ですね♪

(どんぐりを咥えるカケスGarrulus glandarius)
畑には、ノビタキがまだいてくれました。
冬羽に換羽したオスの個体とメスの個体が、畑周辺をウロウロしています。
オススメはススキやセイタカアワダチソウなどの背丈の高い草地です。
また、モズやジョウビタキは盛んに縄張り宣言をしていました。
厳しい冬を乗り切るための縄張りを無事に確保できるでしょうか?
他、ビンズイ、ウグイスなど

(ノビタキ♂冬羽Saxicola torquatus)
いよいよ冬鳥もやってきて秋が深まってきたのを感じます。
もう少ししたら紅葉も良い時期なので、紅葉と鳥見がセットで楽しめますよ!
今回、確認した種
カルガモ、キジバト、アオサギ、トビ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、ジョウビタキ、ノビタキ、エゾビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ
posted by 生態邑スタッフ at 21:37| 山梨 ☔|
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