こんにちは、テツです。
8月の野鳥調査のご報告をさせていただきます。
今回の調査には、インターンで来ていた大学生たちも参加してくれました!
まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、鳥たちはどうだったでしょうか?

さて、野鳥公園では、先月に引き続きカラ類などの留鳥たちの幼鳥や家族群れが見られています。
カラ類やメジロたちは徐々に混群での行動も見られるようになってきましたよ!
夏鳥はだいぶ減ってきましたが、サンショウクイやオオルリ、コサメビタキなどは幼鳥も確認しています。
その他、エナガ、ゴジュウカラ、イカルなど

(コサメビタキ幼鳥Muscicapa dauurica 頭のゴマダラ模様が特徴です)
畑では、ホオジロやカワラヒワ、セキレイ類の幼鳥たちがよく見られています。
親から離れて子どもたちだけの群れも増えてきているようです。
幼鳥たちはじゃれあっている様子も見せてくれますよ!

(ハクセキレイ幼鳥Motacilla alba 子ども同士でじゃれあっていました)
林道でも、カラ類たちを中心に確認しました。
こちらでも夏鳥はわずかに見られています。
他にもアカゲラの幼鳥も確認しました。盛んに鳴いて親の後を追っていたので、まだ巣立って日が浅いのでしょうか。

(シジュウカラの幼鳥たちParus minor 左の子が捕まえたイモムシが気になる様子)
河原では、幼鳥たちの混群を確認しました。
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、コゲラなどのメンバーにオオルリとコサメビタキも混じっていました。
オオルリは盛んに遊んでいました。兄弟だったのもかもしれません。
他、カワセミ、イカル、アオサギ、セキレイ類など

(オオルリ♂の幼鳥Cyanoptila cyanomelana)
さえずりはほぼ無くなり、夏鳥はほとんど見られなくなっています。
更にこの暑さのせいで日の高い日中は、ほとんど野鳥の動きが止まっています。
しかし、日の出前後の早朝だと、幼鳥たちを中心に活発な活動が見られているので、
観察には早朝がおすすめですよ!
※野鳥公園は開園時間前にご利用することも可能です。
早朝入園ご希望の場合は、必ず事前にご予約をお願いいたします。
ご予約なしの入園は通報の対象とする場合がございます。
今回、確認した種
キジバト、アオサギ、アマツバメ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、コサメビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ
posted by 生態邑スタッフ at 21:43| 山梨 ☀|
Comment(0)
|
野鳥
|

|