雨続き、それのおかげかここ数日アカショウビンの声が日中でも聞こえています!
天気の違いで活動をする生きものが違って面白いです♪
そして、5月上旬から観察をしていたキバネツノトンボの幼虫がついに産まれました!

どうなってるの?という感じですが、
上の黒い塊が幼虫の集合体。
下の白い並んでいる部分が空になった卵です。
産まれてから少しの間、このように卵より上で幼虫が集まっている様子が見られます。
この状態で少し震動を与えると、幼虫がポロポロと落ちて来ます。

指に乗せてみると、こんなに小さい!
口には体くらいの大きなハサミが付いています。
幼虫はポロポロと地面に落ちたあと、石の陰などで生活をするそうです。
ですが、この小ささ・・・。
落ちてしまうと見つけるのは困難でした。
今度は孵化後の卵を顕微鏡でよーく見てみると。

卵のフタがぱかっと開いています!
卵にはカプセルのように開く線があるようで、ほとんどの卵が同じ空き方をしていました。
(閉まっている卵にも線が入っていました!)
卵にも開ける部分があるのには驚きです!
また、写真の真ん中の卵は黒く、フタも開いていないようです。
形も崩れていることからどうやら孵化出来なかったようです。
孵化後は卵が白くなることから、卵の黒い色は幼虫の色だと思われます。

右の卵の列が孵化後。左の卵が孵化前です。
写真の白い卵は、よく見ると突起のように見えるフタが付いています。
この幼虫たち、また大きくなってここで綺麗な羽根を広げてくれるといいですね♪
また来年に期待です!
ちなみに、前回のブログはこちらにて!↓
http://salpsyacho.seesaa.net/article/467209317.html