今日はのどかで春のような陽気ですね!
今日のブログは、昨日おとといで開催された
「早川ジオツアー 南アルプスの大地に迫る!」のご報告です。
「大きな溝」フォッサマグナの西端の断層が走る早川町。
まずは地質や岩石から、そんな大地の動いた証拠を辿っていきました。
断層露頭を見学後、河原に降りて石採集。
気になる岩を砕き、小さくして持ち帰ります。
研究室にて、割ってみたり、顕微鏡で見てみたり、持ち帰った石を分析。
割ってみると、石英の鉱脈に沿って、黄銅鉱や孔雀石のように酸化して青色になった二次鉱物が!
顕微鏡でみると、より一層美しかったです。
かつては鉱山で栄えた早川町。こういった鉱物を採集していたのですね。
翌日は、かつてから早川町で生産されてきた、
雨畑真石硯の採掘鉱を、地元の方のご案内で見学してきました!
雨畑硯の博物館「硯匠庵」の館長、天野元さんにご案内いただきました。
坑道の中へ。暮らしの話から、硯の材質の話まで、色んなお話を聞かせていただきました。
石の生い立ちから、地球の動きを感じ、
その大地の恵みから営まれてきた早川の文化にも迫った2日間でした。