ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
早川町は朝晩はまだ少し肌寒いですが、
日中は20度前後の過ごしやすい気候が続いています。
さて、野鳥公園管理棟近くの巣箱で絶賛子育て中のお母さんシジュウカラはというと・・?
こんな様子。
日中時折、食事をしに巣箱から出かけていますが、
ほとんどの時間を卵を温めて過ごしています。
しかし、卵を温めているといってもぼーーっとしているわけではありません!!
モニターでしばらく観察していると何度も転がして卵の向きを変えている様子が見られます。

写真が上手にとれなかったのでイメージです。
なぜお母さんシジュウカラはこまめに卵を転がしているのでしょうか?
この行動、卵を均等に温めヒナの発達を正常に行うためと
卵の中のヒナが卵の殻にくっついてしまうのを防ぐためと言われています。
お母さんシジュウカラ、休んでいるように見えますが
一生懸命、卵のお世話をしているんですよ
ところでシジュウカラの卵が孵るのは、温め始めてから13日から14日というデータがあります。
このお母さんシジュウカラが卵を温め始めたのが観察されたのは4月19日からなので、
予想通りに進めば5月2日ごろヒナが見られるでしょうか?
卵を温めている期間も予測通りであればあとわずか。楽しみですね。