こんにちは、どんです。
1/7(土)~1/9(月・祝)にバードウォッチングツアーを開催しましたので、ご報告します。
参加されたのは、以前の野鳥ツアーに参加されたことのある方たちばかり8名様でした。
そんなわけで、挨拶もそこそこに、早速、バードウォッチングに出発です。
初日は午後からだったので、早川町内でも日当たりの良いところで観察しようと思い、
野鳥公園から程近い、早川集落で観察をしました。
開始早々、ノスリやジョウビタキ、モズなどが姿を見せてくれました。
集落の川沿いにある畑地を歩いていると、遠くの山の稜線に何か猛禽が止まってるようす。
あまりに遠かったので、1眼レフカメラをお持ちの皆さんも、撮影できず・・・。
こんな状態になりました。

〈簡易デジスコ大会〉
飛び立つ気配が無いので、みんなで近づくことにしました。
川沿いから住宅のある高台に移動するとわずかですが距離が近くなり、
種がわかるようになりました。
畑地にいたときはクマタカか?と思ったのですが、美男子なオオタカくんだったようです。
私たちが見ている最中、木から飛び立ち集落の際を通って、山へと消えていきました。
この後も、ホオジロやハイタカなどを観察することができ、なかなかの出だしとなりました。
寒くなってきたところで、ヘルシー美里に戻り休憩です。

〈休憩中〉
皆さん野鳥好きな方たちなので、休憩中は野鳥の話がつきません。
「あそこの観察地で会いましたよね〜」なんてお話もちらほら。
ツアーで知り合った方同士の交流も野鳥観察の楽しみの1つですね。
夕飯のあとは、懇親会を兼ねてのスライド観賞となりました。
本日のスライドは「エナガの1年間」です。

〈スライド観賞〉
和やかな雰囲気でのスライド観賞となりましたが、そこは皆さん野鳥好き。
製作者のフサくんに、次々と質問がでてきます。
対するフサ君、鮮やかに返答!!エナガの話で盛り上がります。

〈エナガの巣〉
スライド中、エナガの巣を実際に触ってもらいました。
実際に巣を手で触るのは、なかなかできない体験なので、皆さん興味津々です。
「こんな小さい中に何羽も入ってるの!?」と驚かれていました。
スライド観賞後も、野鳥談義が続きましたが、翌日のことも考え、途中でお開きとなりました。
2日目、まずはキクイタダキを探しに、林道を登ります。
目的のキクイタダキはいたものの、スギの枝が込み合っていたので、はっきり姿を見られた方は
私と数名の参加者様のみ。残念ながら全員がはっきり確認とはいきませんでした。
代わりに、ニホンジカとニホンカモシカが観察できました。
特にニホンカモシカはすぐ後ろの斜面にいるのをお客様が見つけてくださったのですが、
私たちが振り向いたと同時に一目散に逃げて行ったので、ジッとしていれば気がつかれない
と思ってこちらの様子を伺っていただろうことが推測できました。
林道から戻ったあとは、野鳥公園に移動し休憩です。
野鳥公園を1周し、コゲラなどを観察した後、次の目的地に向かうべく、駐車場に戻りました。

〈コゲラ〉 参加者N様撮影
さあ出発と思って皆さんに車に乗っていただいたところ、私の目に、白い影が見えました。
「クマタカ!!クマタカです!!」
あわてて皆さん車からおり、クマタカ観察が始まりました。

〈クマタカ観察〉
1羽だけかと思いきや、もう1羽でてきて飛び始めました。
山から山に川を渡って長いこと飛んでくれたので、大きさの比較もでき、
「下にいるのがメスで上のがオスかもしれない」など、私も皆さんも興奮気味で話していました。

〈クマタカ〉 参加者N様撮影
他の猛禽類もカッコイイですが、クマタカは多くの人を惹きつけるものがあります。
参加者の方曰く「飛び方にも『品格』がある!」とのこと。
しばらく観察していましたが、山の稜線の向こう側に消えていったので、移動することに。
午後は、富士川沿いまで遠征です。
途中、道の駅でお弁当を食べ、川沿いの道を歩きながら野鳥を観察します。

〈川沿いに遠征〉
早川町では、なかなか観察できないカモ類、バンやオオジュリン、
最後にはチョウゲンボウのハンティングシーンも観察できました。

〈チョウゲンボウ〉 参加者N様撮影

〈モズ〉私の簡易デジスコ撮影です。
夕暮れになり、ヘルシー美里へ帰還する前に、フクロウ観察に立ち寄ります。
残念ながら、フクロウを観察することはできませんでしたが、
ムササビの声を確認することができました。
ヘルシー美里につくと皆さんお腹ペコペコです。

〈ビールで乾杯〉
観察できた野鳥談義に花が咲きます。
最終日、まず、野鳥調査の手法を知ってもらうべく、
ヘルシー美里付近でジョウビタキのなわばりを皆さんと調べました。
どんなところになわばりがあるかで、ジョウビタキが暮らしやすい環境を残すにはどうしたら良いか、
また、何年かデータを取っていくと、ジョウビタキのなわばりの入れ替わりや、
年毎の個体数の増減なども見えてきます。
地図に観察できた場所を落としていくと、ヘルシー美里の入り口でオス1羽、
畑の中心付近でメスが1羽なわばりを持っていることがわかりました。
普段何気なく観察している野鳥でも、実際になわばりが目で見えると新鮮です。
1時間ほどジョウビタキ観察をした後は、標高1000mほどの山に車で向かいます。
秘密の野鳥ポイントで、顔を出したのはアトリでした。

〈アトリ〉
とはいえ急斜面の上部、スコープが無いと観察できません。
写真も枝かぶりが凄いです(汗)

〈アトリ観察〉
首が痛くなるのが写真からでも伝わってくるでしょうか?
でも、アトリのほかにカヤクグリや1名様だけでしたが、ミヤマホオジロも確認でき、
労に見合う収穫でした。
頂上付近では、ツグミやアオゲラ、再びアトリも観察することができ、平地にいない冬鳥が、
標高の高い山に留まっていることがわかりました。
今年はどうやら、渡ってきている野鳥が少ない上に、渡ってきた野鳥が少ないから、
山のエサが残っているので里に降りてこない。と言う状況ができているようです。
これには、皆さん、「平地にいない訳だよね。山にこもっているんだもん」と納得されたようでした。
この後、ヘルシー美里に戻って昼食を食べ、ツアー終了となりました。
今回のツアーでは64種+声のみ3種の野鳥と、野生哺乳類2種+声のみ1種の観察ができ、
クマタカ2羽の飛翔など思い出に残る出逢いもあり、
参加者の方達からは、「多くの種類に出逢えて楽しかった」「次回の夏鳥の告知待ってます」など
言っていただけました。
今後も、野鳥ツアーを勢力的に企画していきますので、皆様お楽しみに!!
今年の夏鳥ツアーは2本立てですよ!!
今回観察できた野鳥
カイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、
バン、オオバン、コサギ、ダイサギ、アオサギ、イカルチドリ、クサシギ、イソシギ、タシギ、ハマシギ、
トビ、ノスリ、クマタカ、ハイタカ、オオタカ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、
アオゲラ、ヒバリ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カヤクグリ、
ミソサザイ、カワガラス、ジョウビタキ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、セッカ、キクイタダキ、
ヤマガラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、カシラダカ、ホオジロ、
オオジュリン、アオジ、アトリ、ベニマシコ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、カケス、
ハシブトガラス、ハシボソガラス
声のみ確認の野鳥
ウグイス、ゴジュウカラ
観察が1名様のみ
ミヤマホオジロ
ツアー終了後、送迎時に観察
ハヤブサ
以上
追記
お客様からいただいた、きくちゃんです。

N様、たくさんのお写真を提供いただき、本当にありがとうございました。
また、野鳥公園に遊びに来てください。
by どん