2月期の野鳥調査のご報告です。
立春を過ぎ、野鳥たちの動きに変化がありました。
野鳥公園では、いつものカラ類の混群が引き続き観察できています。
キクイタダキやゴジュウカラなどの漂鳥たちもまだまだ群れに残っていますよ!
しかし、中にはもうペアで行動を始めている個体やさえずってる個体もいました。
着実に春が進行しているようですね。
他にもアカウソやアトリの群れもまだ園内をウロウロしています。
種や花芽がすべて食べ尽くされないか少し心配になってきました(笑)
その他、キツツキ類、ルリビタキ、カワガラスなど
(キクイタダキRegulus regulus)
(アトリFringilla montifringilla)
河原では、イカルやカワラヒワなどが集まって大きな群れを作っていました。
立春を過ぎたばかりの頃は食べ物が最も少ない時期です。
おそらく食べ物がなくなったエリアの個体たちがあちこちから集まって来て、大規模な群れが形成されたものと思われます。
普段は警戒心が強いイカルたちも地面に降りて一心不乱に食べ物を探していました。
またカワガラスたちは縄張りがおおよそ決まってきたようで、さえずることはすれどケンカをしている様子はありませんでした。
きっとこれから子育てが本格化してくるでしょう。
他、セキレイ類、ミソサザイなど
(イカルEophona personata)
畑周辺では、ホオジロたちのさえずりが聞こえるようになっていました。
繁殖はまだまだ先ですが、こうして定期的にさえずることでなわばり確保がしやすくなると言われています。
またカシラダカたちが河原のイカル等と同様に大きな群れを作っていました。
こちらは畑や田んぼの落穂をみんなで食べていました。
さらに渡来初期は警戒心が強く、なかなか藪から出てこなかったカヤクグリが藪から出てくるようになっていました。
彼らも食べ物が少なくなってきて、きっと人への警戒よりも食べ物探しが重要になってきたのでしょう。
他、モズ、ジョウビタキ、ビンズイなど
(地面で食べ物を探していたカヤクグリPrunella rubida)
繁殖期に向けて活動が始まっている個体もいれば、まだまだ厳しい冬を乗り切るために必死に活動している個体もいました。
これからは春が近づくにつれて日々野鳥たちの動きに変化が出てくるので、そうした変化に気付けると観察に深みが増しますよ!
今回、確認した種
キジバト、イカルチドリ、トビ、クマタカ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、トラツグミ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、アカウソ、イカル、ホオジロ、カシラダカ
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